──翌日の放課後
purupurupuru📞
ガチャ
?「もしもし、入間です」
「もしもし、どうしたんですか?」
銃「学校は終わりましたか?」
「はい、いまさっき終わりましたけど…」
銃「それでは、今から迎えに行くので学校の近くのコンビニで待っていてください。」
「分かりました。けど、どうしてですか?」
銃「詳しい事は後ほど伝えます。それでは一旦きりますよ。」
「は、はい。じゃあ待ってます」
銃「それでは」
ガチャ ブーブー
(入間さんどうしたんだろ?)
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今、私は入間さんという人を待っています。
ほら、来ましたよ
銃「あなたさん!待たせてすみませんでした、さぁ乗ってください」
「え?まずどこに行くのかだけ教えてください。」
銃「あぁそうですね、これから行くところは、、、、、、、、私の家です。」
「………………え?どういう事ですか、」
銃「とりあえず貴方には何もしません。だから早く行きますよ。」
「本当ですか?」
銃「えぇ本当です。早くしてください。」
(入間さん、なんか怪しいんだよなぁ。掴み所がないっていうか、隙がないっていうか…でも左馬刻さんの仲間だからきっと良い人だよね!しかも何にもしないって言ってたし!)
バタン ブー🚗 ³₃
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in車
「入間さん、なんで入間さんの家に行くんですか?」
銃「実は、、あなた方の兄と姉が本当はまだ生きているのかもしれないんですよ。」
「…それは、どういう事ですか?」
銃「私が貴方の話を聞いた時、1つおかしな事があってね……でももう着きますしこの話は家でしましょう。」
「………はい」
私の姉と兄が生きてるの?そんなことありえるの?嘘だよ、絶対。それか何かの間違いでしょ。
だってあの時、姉と兄は…
ん?姉と兄はどうして死んだのか知らないな。いや、聞かされていないだけかもしれない。
銃「ほら、着きましたよ。中に入りましょう。」
「はい」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。