俺はおっさんと外に出た。
呂「おい、どうゆうことだ?」
左「俺のわがままだって言うのは分かってる。けどあなたを守れるのは俺しかいない気がするんだ。いや、俺しかいない。俺だって覚悟は出来てる。」
呂「…1発殴らせろ。」
おっさんはこう言ってきた。この事に関しては俺が悪いし悪かった。だから俺は素直に従った。
ドゴッ👊
左「ッ…」
正直おっさんから受けたパンチは物凄く痛かった。
呂「あなたにお前が何をできる?何の覚悟だ?そのお前の覚悟を証明してみろ。」
おっさんの言う通りだ。俺のせいで2ヶ月も寝てたあなたを俺に任せるのは無理があるだろう。
左「俺はあなたの事が好きだ。好きだから守ってやりたい。好きだからずっとあいつの隣にいたい。だから俺は一緒に住んでもあいつが18になるまで、嫌、おっさんやアミリアが俺を認めてくれるまで手を出さないし付き合ってデートに行くっていう事も一切しない。そして、あいつが何かあったとしても俺が1番に駆けつけて助ける。」
呂「…またあいつがお前と一緒に居て傷つくような事があったとしたら俺は容赦しねぇぞ。付き合う事も許さない。」
左「約束だ…」
呂「そんで、俺はまだ認めてないからな… 認めるかどうかはこれからのお前とあなたの行動次第だ。」
左「あぁ。絶対に守ってみせる…」
呂「口だけになるなよ。」
左「当たり前だ」
呂「…そろそろいくぞ。」
左「…あぁ。」
あなたはおばぁちゃんになっても永遠に俺が絶対に守りきる。。。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。