兄「はははは、これでも勝てると思うか?」
そう言って兄が見せて来たのはいわゆる違法マイクっていうやつ?前に理鶯さんが教えてくれたやつだ。
左「な?違法マイクだと?」
銃「警察、ましてや監視総監が違法マイクを使ってもいいのか?」
兄「…そんなのかんけぇねぇよ。勝てたら良いんだよ!」
左「とんだクズだな」
理「おい、2人とも気をつけろよ。あれは普通の違法マイクとは違う。普通の違法マイクよりも数倍の威力があるだろう。それに幻覚の力も強いぞ。」
銃「はぁ、私達が勝てる確率は…15%、良くて20%ぐらいでしょうかねぇ」
左「おい銃兎、いまさっきの言葉取り消せ。100%の間違いだろ。」
銃「…そうですね^^*」
兄「おい、テメェら煽るのも大概にしろよ」
左「あなた、お前は下がってろよ」
「…はい。あの、助けてくれてありがとうございます!」
左「感謝するなら俺様達がこいつに勝ってからにしろ。」
「!…はい!」
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(あれから左馬刻さんたちは随分と長く戦っている。今の所……兄の方が有利なのかな?いや!絶対左馬刻さんたちが勝つんだから!)
兄「これで終わりだぁぁ!!」
ドガン
理・銃「…うぅ」
左「理鶯!銃兎!」
(どうしよう!理鶯さんと銃兎さんが!でも私が今出ても邪魔になるだけだ… 残りは左馬刻さんだけだ、、頑張れ…)
左「おい、お前もこれでおしまいだ!」
ドガン!
兄「…ッまだだ、まだだ!」
左「!?なんだと」
兄「死ねぇぇぇ!!!」
ドガン💥!
左「…ッ」
バタン
「左馬刻さん!」
兄「ははは、だからやめとけって言ったのにな。可哀想に^^* さぁあなた行くぞ」
「辞めて!絶対にあなたには着いて行かない!」
ガシッ
↑あなたの腕を掴む
(やだ!絶対一緒に行くもんか!)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!