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第1話

#1
「ねぇ、あなたさん。」

その声に、私の心臓はキュゥ、と締め付けられた。
声の主は、新しいクラスメートである天野暖人くん。…とってもカッコ良くて、運動神経も良くて…素敵な人。

私は、この人が好きだ。

「は、はい、何でしょうか」

突然話しかけられたことの驚きと、名前を覚えられていたというドキドキで、どぎまぎしてしまう。

「今、暇?」

「はい…」

「ちょっとだけ、付いてきてくれないかな」

「ぇ、。」

天野くんが、私に??
どこかに連れていく程の用件が、私に??

ドキドキしていた。

「何か、用ですか」

「んー?それはね、着いてからの秘密かな」

ますますよく分からなかった。
何の為に呼び出されてるかも分からない。
もしかしたら天野くんからキツい言葉を…!?

でも、話したかった。
あなたと、話してみたかったから。

「分かり、ました…」

私は、微笑を浮かべるあなたに、付いていったのです。



何があるかも、知らずに。