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第6話

#6
「へっ…いや、それはダメです…」

「へぇ??」

笑いながら

するっ、

するっ、

と私の身体に指をなぞらせる天野くん。

その度に変な声が出ちゃって、なんか、くすぐったいのに、ふわふわしてきて…

「どうしようかなぁ」

「お願い…」

「…まぁ、ちゃんとゴムは持ってるんだけどね」

ひら、と目の前にちらつく物。

保健の教科書でしか見たことのないそれ。

「今はもう時間がないし、ここまでね。また…放課後にでも。」

そう言って天野くんは私の乱れた服を元通りにしてくれた。

鍵を開けて出て、二人で並んで教室に戻る。

放課後。

私も天野くんも部活がある。

けれど、天野くんが休んでまで私のことを選ぶというなら…

私も、今日はお休みしよう。

いけないことだとは分かっているのに、

どうしても天野くんとのこの先を知りたいと思ってしまう私がいた…