第10話

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2021/06/29 15:12 更新
しばらく彰人くんの部屋でスマホをいじりながら考えた
今回のことでもっと仲良くなった?
それとも、さっきのことが原因で、悪くなった?
結局の所分からない
彰人くんがどう思ってるかどうか...
藍田 あなた
(まずこんなことで脳内会議するやつって嫌じゃないかな...!?)
いやもしかしたらそういうこと考えるやつも嫌なのでは...!?
変な不安が過っては自己解決、不安が過っては自己解決...の繰り返しで頭痛がしてきた
東雲彰人
東雲彰人
お前何やってんだ?
急用でもあるのかってくらいの速度でドアを開けた彰人くんに内心びっくりした
藍田 あなた
あ、え、えっと...なんでもないよ!
なんでもないはずがない。だってこんなにわかるはずもない目的について脳内会議真っ最中なのだから
東雲彰人
東雲彰人
とにかく...朝飯食ってくか?
藍田 あなた
お、お言葉にあまえて...
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
朝食後
東雲絵名
東雲絵名
ねぇねぇ、あなたちゃん
藍田 あなた
はい?
東雲絵名
東雲絵名
あんな愛想ないやつのどこが好きなの?
藍田 あなた
...私は、確かに彰人くんのこと好きだけど、憧れでもあるんです
藍田 あなた
私、どちらかと言うと引っ込み思案な方で...それに比べると彰人くんはどんなものでも怖がらずに挑んでて
藍田 あなた
そんなところもかっこいいなぁって思うんです
東雲絵名
東雲絵名
へぇ...
藍田 あなた
あと、知れば知るほど猫かぶりとは違う、
東雲絵名
東雲絵名
ふっ...w
藍田 あなた
!?
東雲絵名
東雲絵名
いや、猫かぶりってねwいいよ続けてw
藍田 あなた
あ、はい...
表面でも裏面でも、知れば知るほど、暖かくて、優しくて...人を傷つけないようにって
そう意識しても不器用だから裏目に出たりって...可愛くって、かっこよくて
藍田 あなた
最初はたった1人の推しだったのに、知って行ったらどんどん好きになって...今に至ります
東雲絵名
東雲絵名
...まぁ、そうなのね。
ほんとに好きね
藍田 あなた
...えへへっ...
東雲彰人
東雲彰人
何話してんだ?
東雲絵名
東雲絵名
んー?なんでも?
東雲彰人
東雲彰人
なんだよ...
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
藍田 あなた
お邪魔しました〜
東雲絵名
東雲絵名
またきてね〜!
彰人、あなたちゃんちゃんと無事に送りなさいよ
東雲彰人
東雲彰人
わかってますよ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
藍田 あなた
あ、彰人くん
東雲彰人
東雲彰人
ん?
藍田 あなた
今回はごめんね。急に泊まるとか
東雲彰人
東雲彰人
お前は悪くねぇよ。姉だ姉
藍田 あなた
あ、はは...
藍田 あなた
でもほら、彰人くんの横で寝てたの、嫌だったでしょ?
東雲彰人
東雲彰人
いや、あんくらい気にしねぇし...
藍田 あなた
...そっか。それなら良かった
藍田 あなた
(ほんとに...意識されてないんだな...)
そんなことをかんがえると、目の奥があつくなってきた
藍田 あなた
...グスッ...
東雲彰人
東雲彰人
あなたどうし...っては!?なんで泣いて!?
藍田 あなた
ごめん、ごめんごめん...大丈夫だから... 先行くねっ!
私は衝動に任せて逃げた
自分でもなんで泣いたのか分からない
だけど、辛かったのは確かだ。
東雲彰人
東雲彰人
あちょ、お前...!
呼び止められる。だけどこの顔で振り向きたくなかった
どうしようもないこの顔で
藍田 あなた
(どうしよう...どうしようどうしよう...!)
嫌われる
この言葉が頭をよぎった。

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