今日も空が綺麗だね。

ﾌﾌｯみんな久しぶりだね。

みんなそろそろ私の世界の話。飽きちゃったでしょ？

だからね、今日は答え合わせをしようと思うんだ。

まずは優斗から説明するね。

あっ！優斗っていうのは…あの、えーと。

私の中にいるんだけど。

あのーたまに、私の一人称が「俺」になるでしょ。

その「俺」は優斗ちゃんって言うんだ。

その優斗はね。優しいんだよ。

必死に守ろうとするんだよ。

守るためだったら何でもするんだよ。

性別も偽る。自由に恋もしない。

でもね、やっぱり駄目なんだよ。

私は優斗のままでいてほしい。

性別なんか偽らなくても、誰かを好きになっても、別にいいんだ。

優斗が自由でいてくれれば。

私は3人でかけっこ出来なくてもいいんだよ。

ただ、私は自由でいてほしいの。

個性も、殺しも、平等も、見た目も、性別も、善も、偽善も、幸せも、何もいらなかったよ。

ただ、自由がみたかった。

ガラスごしに見ている世界は美しかったよ。

だから、ガラスの外にでたの！

そしたらね！！見てよ！こんなに綺麗！

嫌なこともいっぱいあるけど！こんなに綺麗！

ガラスの中で走るより、ガラスの外で走る方がきっと気持ちいいよ！！

だからね、私はまた3人でかけっこがしたい。

そう思った。

でもね！ガラスの外に出て思った。

私は3人でかけっこするより、自由がみたい。

2人が自由に生きて！好きな性別でいて！好きに感じて！

私はそんな世界を見てみたい。

世界について考えてたら、こんな想いが芽生えたの。

だって、世界は綺麗だから。