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2019/03/23

第24話

ムカつく

玲於side
"  先生にキスされた  "
そう、あなたの口から出た言葉にムカついた。


なんで、先生が。


って。


ムカついて、ムカついた結果。


俺は、あなたにキスをしていた。
玲於
先生の撤回な。
そう言うと、あなたは頬を赤らめて明らかな動揺。


俺も…そういう積極的なのは向いてない。


だから、ちょっと恥ずい…
あなた

…期待ばっかりさせないで。

玲於
え?
あなた

そうやって、玲於は優しさとして
してくれてるんだと思うけどさ!
私はちゃんと玲於が好きなんだから!
馬鹿だし、期待しちゃう!

そう言うと、あなたはカバンを持って飛び出して行った。


俺はしばらく動けず、そこに立っていた。
ったく…俺は何してんだよな…


ほんと、最近おかしいんだ。
しばらくして、俺は帰るために廊下に出た。


玄関に向かうと、もう誰もいなかった。
涼太と帰ってんのかな、って考えるとちょっとモヤッとする。


なんで、俺じゃないんだ とか 涼太くんなんだよ って思う。
靴に履き替えて外に出る。


暑っ…
駅まで歩いていると
佐々木先輩
あ、玲於くん!
玲於
先輩!
先輩が一人で歩いていた。
玲於
一人ですか?
佐々木先輩
うん、丁度勉強終わって帰るところかな。
玲於
お疲れ様です。
佐々木先輩
うん、ありがとう。
そう微笑む先輩。


やっぱり可愛い…
自然と先輩は俺の横に来て二人で並ぶ。


先輩といるとドキドキする。


わぁ、恋しちゃってんなぁってすぐ分かる。
けど、日常で考えることは先輩だけじゃない。


あなただったらどうするだろ って思う。
佐々木先輩
あなたちゃんイケメンに取られたの?
玲於
いや ~ 、取られるも何も俺らつきあってないっすよ。
佐々木先輩
知ってるよ。
玲於
あいつは大事な幼馴染っす。
そうだ、大切な幼馴染。


大切すぎて考えてしまう。


大切を越えた大切なんだ。
佐々木先輩
なら、好きにならない?
玲於
え?
佐々木先輩
あなたちゃんのこと絶対好きにならない?
そういう先輩の言うこと、何故か俺の心に響く。


本当に好きにならないか?って言われたらどうだらうか。
玲於
なんでそんな事聞くんすか?
また、先輩の余裕ってもん…?


そんな余裕さは俺にとって苦痛。






























佐々木先輩
私、玲於くんのこと好きだから。



























今なんて…?
玲於
え?
佐々木先輩
私、玲於君のこと好きになっちゃったみたい。
そう少し下を向いて話す先輩。


嬉しい。
玲於
ありがとうございます…
佐々木先輩
付き合ってくれないかな。
…どうすればいいんだよ。


あなた。


助けてくれよな…


こういうマジなの初めてだから。
.
玲於
ただいま…
帰宅し、部屋に戻る。
ドアを開けると
あなた

よっ!!

あなたが俺のベッドに座って雑誌を読んでる。
玲於
ばか、まじびびった!
あなた

へへっ、玲於ビビりだもんね。

玲於
うるせ。
次は俺のベッドに寝転がってみてる。


おいおい、スカートのまま寝転がるなよ!


配慮というものを知らねぇのか、こいつ。
あなた

ねぇ、玲於 ~ 。
夏休み空けといてね。

玲於
なんで?
あなた

遊びに行こ!

玲於
え ~ 、お前と…
あなた

涼太くんと胡音と私と玲於で!

玲於
は?
俺は最近、ちょっと苦手になった人の名前を聞い疑問を抱いた。
玲於
なんで涼太。
あなた

涼太くんが言ってくれたの!
玲於も誘って遊びに行こ!って。

優しいでしょ!


って言うけど、俺はそんなの優しさに捕えれない。


俺への見せつけだろ?


ムカつく…
あなた

ねぇ、だめ?

上目遣いで俺を見上げるあなたに焦りを覚える。


うわぁぁ、もう…
玲於
わかったよ。行く。
あなた

よしっ、ありがとう!

と、ノコノコと部屋に戻っていくあなたの後ろ姿に


俺は、伝えなきゃいけない。
玲於
あなた、俺先輩と付き合った。
と言うと出来てないスキップは止まって後ろ姿でも


悲しい


という思いが伝わってくる。
あなた

…そうなんだ!おめでとう。

こっちを向いてそう言った顔は眩しい夕日に照らし合わせて


俺の心を締め付ける。