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2019/03/03

第15話

公開告白
あれから寝込んで3日。


私、熱出すと長引く体質。


ほんとついてない。
やっと熱も下がって学校に行ける!!!


そして、玲於に会える!!!!


ていうのが今までの私。


けど、以前ちょっとやらかしちゃって…


あれから玲於が部屋に来ることもないし連絡もない。


こんな悲しい三日間は初。
学校に向かう支度をしてたら
ドンドンドンッ!
ベランダのドアにもたれ掛かる玲於。


ドキッとした。
ベランダの鍵を開けて玲於を入れる、
あなた

どうした…?

玲於
ん…いや、別に。
あなた

私支度遅いから待っててくれるの?

玲於
なわけ。
あなた

…そうだよね ~ !ごめんね?

カバンにお弁当を入れる。  


三日間の勉強多分追いつかないな…
玲於
悪かった。ごめん。
動かす手が止まる。
あなた

え?

玲於
その…傷ついたんだろ…?
俺の変な話聞いて…
別にそういうことを言ってるんじゃない。


ただ、玲於が私をどう必要としてくれてるのか知りたかっただけ。
あなた

ううん、私こそムキになりすぎたね。ごめんね。

玲於
…ちゃんと思ってるから。
あなた

…何…を?

玲於
あなたのことちゃんと大切に思ってるよ。
隣にいなきゃ静かだし、物足りねぇ。
そんな道具なんかに見てない。
それって…私のこと!?
あなた

玲於、私の事好きになってくれた?

すると玲於は満面の笑みで
玲於
んなの、今に始まったことじゃないだろ?
あなた

え?

玲於
俺らは好きを通り越して大切になってんだ。
それは…恋愛感情としてではないの!?


え…、また、私の恋は遠のく。
あなた

私も玲於のことは大切!
だけど、私の思う好きはそんな好きじゃない。

玲於
何?
気持ちをちゃんと分かるまで伝えよう。


そう思った時。
ママ
もう、時間だよ ~!!!!
あなた

ふぇ!?

玲於
まじ、やばいやばい。
電車出発の7分前。


こりゃ、走らないと間に合わない!!!
私達は慌てて玄関で靴に履き替え外に出る。


走るの苦手…
玲於は準備満タンなのに私の靴がちゃんと履けてなくて


待っててくれてる。


やさしいよぉぉぉ!!!


すき!
玲於
早くしろよ!
あなた

ちょっと!!待って!!

玲於
あ ~!もうっ…
パッと手に取ったのは私の左手。
この瞬間はビックリしすぎて声も出なかった。


今、私と玲於は手を繋いで走ってる。


まるで漫画の世界のよう。
玲於が私の前を走って揺れる髪の毛。


ブレザーもカバンも地面に落ちる瞬間に揺れる。


その一コマ一コマがスローに見えてきた。
これぞ、  "  青春  "
そんな余韻に浸ってると現実に引き戻されスローから通常に。
駅に着くと電車は丁度出発してしまい
玲於
行ったか…
悔しがる玲於。


先輩か…
繋いでいた手を私から外した。


いつもは絶対そんな事しない。


むしろ離さない。
玲於もびっくりしたのか目をまん丸にして私を見る。


玲於が悪いんだからっ…
玲於
ベンチ行こ。
あなた

うん!

玲於に着いていきベンチに座る。
駅のホーム、風通しはめちゃくちゃいい。


右から吹く風は私に直接当たる。
あなた

涼しいねぇ ~ 。

玲於
ん。
始まった、玲於の携帯とのにらめっこ。
見だしたら止まらない。
玲於
あ、んで?さっきの続き。
あなた

続き…え、あぁ、続き…ね?

玲於
そうだけど?
いつも言ってる  "  好き  "  が出てこない。


そんな私をじっと見る奴は自分の怖さに気づいてない。
あなた

私っ…は…

玲於
なに。
あなた

好…

"  2番線ホームに電車が入ります。  "
もぉ!!!!


いいところで来ないでよ!
玲於
お前、間悪いな。
ふっと、鼻で笑われた。
あなた

う、うるさいなぁ。

立ち上がって並ぼうとすると玲於は私の腕を取って


ぐっと玲於に私を近づけた。
あなた

えっ…!玲於?

やばいやばい。


ドキドキしすぎて無理…
玲於の鼻が私の髪に触れた。
史上最高潮に顔を赤らめた。
玲於
お前…いい匂いする。
何使ってんの?
至近距離。


上目遣い。


目の輝き。


ドキドキ三拍子が揃う中私に聞く玲於。
あなた

何って…その…あれ…

プシュー…
玲於
…行くぞ。
あなた

あ…うん。

またもや、答えられなかった。


ほんとに間悪い。


今気づいた。
今日は1個遅れたから電車は混み混み。
出入口の端の手すりに掴まる。


その後ろにちゃんと玲於が居てくれてて…安心。
ちらっと見ると玲於の鼻筋が見えてカッコイイ。


今日は携帯触ってない…


そんなに先輩と一緒じゃなくて落ち込んでる?
また、私との距離は近いし…


もう…無理…
静かにしてると思いきやまた私の髪の毛に鼻を当てている。
あなた

ちょっとっ…!

玲於
いい匂いだから、気になってるの。
うるさい。って無理矢理前を向かされた。
玲於になら匂われてもいいかもっ♥


かなりのキモさ。


電車を降りてからも匂われて幸せ。


臭くないか…?って心配になることもあった。


学校への道の途中。
玲於
なんだろ、この匂い。
俺の好きな匂いだわ。
あなた

え ~ ?やっぱり私と玲於の嗅覚も似てるのかも。

玲於
嗅覚もってなんだよ。
他に同じところねぇし。
あなた

冷たいなぁ!

玲於
あ…分かった。
先輩の匂いと似てるからだ!
あなた

え?

玲於
先輩の匂いもその匂いなんだよな。
今すぐにでもシャンプー変えたい。


先輩と同じ匂いなんて嫌。


…先輩が得するようなことはしたくないもん。
なんで玲於も言うの…


私の気持ち…も…


止まって玲於に伝える。
あなた

玲於、好き。

玲於も止まって呆然とした顔で私を見る。
あなた

本気で好きだよ。私は。

玲於
だから、俺もだっ…
あなた

…違うのっ!!!
玲於のいう好きと私のいう好きとは違う!!

玲於
大丈夫か…?
あなた

私の言うすきは恋愛感情の好きなのっ!!!

玲於
は…?
あ…


やっちった。


学校の先輩、後輩がいるなか公開告白してしまった。
あなた

あっ!いや!これは…そのっ…

玲於
お前…馬鹿じゃね?
あなた

え?

パッと私の手を取って学校へ走り出す。
あ、2度目…


今日2回も玲於に助けられちゃった…?


さっきの場合、私が振られたようにならないために


こうやって手を繋いで走ってくれてる?


どんなけ、優男なんだよ、ばか…


ムカつく。


ムカつく。


ムカつきすぎて好きが増す。


余計に。