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2019/03/21

第22話

誰にも止められない
目を開けると見慣れた天上。
あなた

んん…

昨日…怒られて…玲於と一緒にいて…
"  好き  "


と、言った。
そっから…寝てしまって…
それからの記憶はない。
あなた

玲於…

何か言われた記憶が…
ベッドでボケっとしていたら
ドンドンドンドンドン とベランダから音がする。
びっくりして、急いで開けに行くとやはり玲於。
あなた

どうしたの?

玲於
いや、泣いてねぇかなぁって。
あなた

泣く?

玲於
昨日泣き叫んでた。
あなた

嘘っ!!!

やば…


そんなことしてた、?


最悪…
玲於
なんてな、嘘だよ。
じゃ、また学校でな。
ひょいっと私のベランダを越えて行ってしまった。


あ ~ 、玲於と登校できないんだ。


悲しい…
涼太
あなた ちゃ ~ ん!
え?


今、涼太くんの声…?
ちらっと下を見たら
あなた

涼太くん!?

玄関の前で手を振る涼太くんがいた。


私、まだパジャマだし!!


あ!早く来るって言ってた!


忘れてた ~!!!!
あなた

ちょ、ちょっと待って!!

急いで準備に取り掛かる。
今まで玲於のために可愛くなろうと頑張ってきた


朝の準備時間もそんなに凝らなくていいんだ…


そう考えるとちょっと寂しい。
髪をとかしてご飯を口に頬張って涼太くんの元へ。
あなた

おまたせ…!しました…

涼太
そんなに急がなくていいのに。
あなた

それは、まずいよ。

涼太
ん。おはよう、あなたちゃん。
そう、目を合わせ、挨拶をしてもらった経験が少ない私には


ちょっとハードルが高かった。


玲於に慣れすぎた…?
あなた

お、おはよう!涼太くん。

涼太
髪跳ねてるよ?
私の髪の毛を指さす。


多分、走った時に跳ねたんだ。
あなた

急いだからかな…

涼太
ふふっ、かわいい。
なら行こ。って言う。


え?


可愛い?


涼太くん?
それから会話も弾み止まることの無い会話。


涼太くんが彼氏だったら─────なんて考えるけど


やはり、頭に浮かぶのは玲於。
涼太
あ、夏休みの件。
俺のおじいちゃんが別荘貸してくれるって。
あなた

べ、別荘!?

私には無縁の言葉だと思っていた  別荘  。
涼太
うん?
普通じゃね?的な顔で私を見る涼太くん。


お主、金持ちだな…
涼太
海の近くだから!
あなた

海!?

涼太
そうだよ。
何年ぶりだろう。


海とか!!!!


とても楽しみで仕方がない。
あなた

めちゃくちゃ楽しみ!
早くみんなで行きたいね!

そういうと涼太くんは最近、顔を赤く染めることが多くなった。
涼太
おうっ、そうだな。
そして、学校に着くと
教室には胡音の姿がある。
あなた

胡音 ~!!!!

胡音
あなた ~!!!!
お互いに抱き合ってトントンと背中を叩く。
胡音
ごめんね!ひとりぼっちにして!
あなた

うん、大丈夫!涼太くんがいてくれた。

胡音
りょ、涼太くん!?
あなた

そう、転校生、ほらほら、前言ってたじゃん。

胡音
転校生…と?あ ~ !片寄!
急な苗字呼びで涼太くんはびっくりしてる。
涼太
どもっ…片寄涼太です?
胡音
存じてます。もちろん。
涼太
はぁ…笑
あ ~ あ!


涼太くん苦笑いじゃんか!!
胡音
え、てかいつから仲良くなったの?
と、私達の席に追いやられる。
あなた

胡音が休んでる時に丁度…ね?

涼太
そうそう
胡音
私タイミング悪すぎた…
あなた

いや、良かったよ!
もし胡音が休まなかったら今頃
涼太くんと知り合ってもなかったかも!

涼太
知り合ってたのは知り合ってたよ。
あなた

あ、そっか!

胡音
え、待って待って。
二人はただの友達だもんね?
あなた

え?

涼太
うん、複雑な考えを持つ俺ら。
余計なこと言わなくていいのに!
胡音
なになにどういうこと、?
ほら ~ !


食い気味になる胡音。
涼太
あなたちゃんの恋を応援する係。
胡音
は?
うん、だろうね。


胡音ならそんな反応しかねないと思ってた。
涼太
だから!あなたちゃんの
恋を俺がサポートするために、仲良くなってるの。
胡音
サポート…?
涼太
協力的な?
あなた

そう、涼太くん、玲於と保育園一緒だったらしい。

胡音
なるほど…
そこから席に着く。
私はいつも通り、カバンから教科書を出して机にしまう。
すると、涼太くんが
涼太
あなたちゃん、玲於呼んでるよ。
あなた

え!え!

と後ろのドアを勢いよく見る。
涼太
うそ。
あなた

ねぇ。

涼太
ごめんって!
あなた

も ~ 、やめてよね!

涼太くんは優しいのにたまにこうやってSっぽい性格になる。
ま、そこもモテるポイントなのかもしれない。
涼太
他の男なんか見ない日は来るのかな。
あなた

え?

涼太
ん ~ ん 、なんでもないよ。
じゃね、と友達と移動教室に行った。


上手く聞き取れなかった私はモヤモヤしてる。
胡音
あなた ~ 、行こ!
あなた

あ ~ 、うん。

胡音
なに ~ 、片寄が来てからおかしいよ?
あなた

え!そんなことないよ。

胡音
なんか、片寄にされた?
あなた

ううん。何にも。

胡音
ふ ~ ん、ま!行こ!
胡音に手を取られ歩く廊下。


今までは私の頭は玲於だらけでどんなけ整理しても


玲於だけは片付けることなんて出来なかった。


なのに…今は脳内に 涼太くん が住み着いてきた。
優しくしてくれて、話してても面白いし…


こんな辛い思いするなら…って思った。


涼太くんが私のこと好きなんてある訳ないけど…


彼女になれたら苦は無いんだろうなって感じる。
あなた

あ、胡音、夏休みさ!
玲於と私と胡音と涼太くんで遊びに行こう!

胡音
え!行く!
あなた

海だって!別荘あるんだって!

胡音
えええ!金持ち!
やっぱり、胡音の大袈裟すぎる反応は嬉しい。好き。
移動教室の理科に着いた時。


私は理科室の窓から丁度外が見えている位置。
ボールを追いかけている私の好きな人。
友達と笑いあってボールを転がす。


昔は運動苦手だったくせに…


かっこよくなりやがって!


私だけの玲於なのにっ。


ついに、男子にまで妬くようになった。
この気持ちは誰にも止められない。


そう感じた。
金岡先生
じゃあ、宮下。ここ読んで。
あなた

え!?

金岡先生
なに、聞いてなかったのか。
あなた

えっと…その…

金岡先生
あとで準備室に来なさい。
あなた

…はい。

呼び出しくらっちゃったじゃん。


もうっ。


玲於のせいだから。


そうチラッと外を見て玲於に舌を出した。
.
あなた

失礼しまーす…?

ツンと香る薬品の匂い。
嫌な匂いだ…
金岡先生
あ、来たか。
あなた

はい。

金岡先生。


学校では有名なイケメン教師として評判は高い。


私にとっちゃどこが?って話なんだけど。
金岡先生
話聞いてなかった理由は?
あなた

夢中になっていた人がいました。

金岡先生
ふ ~ ん 、悪い子。
あなた

えっ…?

金岡先生
馬鹿だな。
と、先生は私に近寄ってキスをした。
私はあまりの驚きに先生を突き飛ばす。
最低…