プリ小説

第7話

距離
1時間だけ授業を休んだ。
保健室の先生
宮下さん、もうそろそろ大丈夫?
あなた

あ、大丈夫です!

保健室の先生
頭痛くなったらいつでもおいで?
あなた

はい、ありがとうございます!

失礼しました とお礼を言って保健室を出た時。
???
あの、これ…
目の前には背が高く顔の小さい人。


顔整ってるなぁ。


けど、こんな人いたっけ…
あなた

あ、これ…私の…

イケメンの手に朝玲於から貰った接骨院の紙。
いつの間に落ちた!?


あ、ぶつかった時かな。
???
さっき、ごめんなさい。
俺がぶつかって…
あなた

あ ~ 、大丈夫です!

???
怪我…は大丈夫ですか?
あなた

はい!大丈夫です。

手渡しで接骨院の紙を貰う。


なんか、恥ずかしいなぁ…


接骨院なんておばあちゃんみたいじゃん。
???
腰…ですか?
あなた

え?

???
いや、接骨院って…腰か足かなって…
ふふっと微笑むイケメン。


おぉ…イケメン…
あなた

腰です、笑

???
大丈夫ですか?
あなた

全然!大丈夫です。

???
とりあえず…ほんとにごめんなさい。
あなた

大丈夫大丈夫!
ありがとうございました笑

接骨院の紙をヒラっと見せ、そのイケメンを後にした。
接骨院…どうしようかな。


行ってこうかなぁ。


めんどくさいなぁ。


玲於に着いてきてもらおうかなぁ。
ドスッ。
あなた

うっ…

玲於
前見ろ、あほ。
あなた

玲於

玲於
何ボケっとしてんの?
あなた

え?あ、接骨院どうしようかなって。

玲於
ふ ~ ん…
あなた

あ、雨降ってき…

玲於
あいつ誰?
私の言葉を遮るかのように挟んだ話。
あいつって…あのイケメン?
あなた

知らない。

玲於
は?
あなた

私とぶつかった人?らしい

玲於
へぇ…
あなた

え、なに、嫉妬したの?

玲於
んなわけないだろ、馬鹿。
私のおでこをピンッとする。


も ~ 、玲於のデコピン痛いんだから!!
あなた

ねぇ!私けが人!

玲於
そんなけ大きな声で叫べれば大丈夫だ。
じゃ、と戻って行った。
.
教室に戻る前、ちゃんと3組をちらっと。
いつもの玲於の席に玲於は居て
女子
ねぇねぇ、玲於くん。
今日カラオケ行かない?
声の大きい女子が玲於に話しかけている。


カラオケ行くの…?


玲於の声は聞こえない。


表情一つ変えない玲於の表情からは何を言ったのか


想像もつかない。
行かないで…


そんなことを願いながら教室に戻る。
胡音
あ!あなた、大丈夫!?
心配してくれた胡音。


ありがとう


と、一言伝えた。
胡音
なんか元気ないね ~ !
転校生来るって言うのに。
あなた

転校生?

胡音
そうそう!めっちゃイケメンなの!
あなた

へぇ ~ 。

胡音
全く興味無さそうだね。
あなた

当たり前じゃん?
私は玲於しかいないんだから。
浮気なんて出来ないわ♥

胡音
う、浮気って…
あんた達付き合ってないでしょ!


って、頭チョップされた。


まあ、そうなんだけどさ!


思ってるだけでもいけないの…?
あなた

転校生ってどこ?

胡音
あ ~ 、まだらしいよ?
明日の朝かな。
あなた

ふ ~ ん…てかてか!そんなことより!

胡音
切り替えの差よ、笑
あなた

玲於が女子にカラオケ誘われてたんだけど!!

胡音
え ~ 、まじで?
あなた

もうそれが気になって転校生どころじゃない!

胡音
なんだそれ、笑
ソルトに限ってそれはないでしょ?
あなた

わかんないよ?
玲於だって一応…普通の高校生だし?
誘われたらいいよって言っちゃうかも!

胡音
まぁ…考えられなくはないけど…
私の考えでは99%ないと思うよ?
あなた

残りの1%はあるってこと!?

胡音
そりゃね?笑
あ ~ 、だめだ、


玲於が私以外の女子と遊ぶとか考えただけで泣きそう。
やだやだやだやだやだやだ。


遊んで欲しくない。


こんな独占欲強い女は嫌いなのかもしれないけど


私は、本気で好きだし本気で嫌だから。


うぅ…


泣くなっ…
胡音
ちょ、ちょ、!
あなた

胡音ぉぉぉぉお"!

胡音
な、泣かないでよ!
嘘嘘!玲於はどこにも行かないから!
あなた

ぞんなのわがんないよぉぉぉぉお" !!

胡音
も ~ !
胡音は私の側から離れてどこかへ行った。
机に顔を伏せて外を見る。


玲於の言った通り横嬲りの雨。


私の気持ちをそのまま表したみたい。


まるで玲於が私の気持ちを予知したみたい。
玲於
…!
…?


私の聴覚センサーが反応。
玲於
あなた!
あなた

玲於!?

後ろのドアに玲於が私を呼んでるではないか!
飛んでいくかのように玲於に近寄る。
玲於
近い近い…
あなた

な、なんで!?

玲於
お前が泣いてるって。
あなた

え?

玲於は照れ隠しで後頭部をかきながら話す。


目線を逸らして。
玲於
吉野が言ってきた。
あなた

胡音…?

玲於
慰めてやってって。
あなた

ちょ、胡音 ~ !!!!
余計なことしなくていいからっ!

遠くの胡音に伝えると舌をペロッと出して手を振る。
もうっ。


泣いてる姿とか1番見られたくないんですけど。


最悪。


目もきっと赤いし。
玲於
…れば
あなた

ん?

玲於
頼れば?
あなた

え?

一体私は誰の口から



" 頼れば? "



を聞いてるの?
玲於
泣いてるならよ?
一応誰よりも近い仲だろ?
じゃあな、って頭を掻き回された。
え…?


私、そろそろ心臓崩壊するよ?
"  誰よりも近い仲だろ  "


ほんとに、嬉しかった。


玲於もそう思ってくれてることだけがいいのに。


口に出してくれた事にさらなる喜び。


やばい、今日命日。


耳が幸せだったなぁ♥


もう、玲於大好き。

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お れ お
お れ お
(( LDH only )) 思いついたら描きたくなる症候群。 息抜き投稿です。 ※よく訂正入ります。 今年受験生なので低浮上気味デス!
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