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2019/03/17

第21話

甘え日
玲於side
あなたの親があなたが居ないと騒いでいる。
玲於
まじですか。
ママ
あなたがご飯いらないって言って…
玲於
俺探しますよ。
ママ
え?
玲於
心配なのはおばさんだけじゃないし。
ママ
ありがとう!玲於くん。
玲於
行きそうな場所分かりますか?
あいつ、何やってんだよ。


何も言わずに出てくとかあいつには100年早い。


親困らせんなよ。
けど、俺が原因かもしれない。


素っ気ない態度取ったからかもしれないし。
およそ、10分ぐらい話し合い、俺が玄関を開けた時。
目の前にあなたと涼太がいる。


勝手にいなくなったことにも腹が立つが


余計に、涼太といることにより腹が立った。
あなた

え…

玲於
何してんの。
あなた

…ちょっと涼太くんに話を

玲於
おばさん困ってた。
あなた

なんっ…

玲於
何も言わずに出ていった。って騒いでた。
あなた

そんなっ…

玲於
お前、部屋入ってろ。
あなた

でも

玲於
いいから。
分かった、と落ち込んだように入って行った。
残るのはこの人。


涼太。
涼太
なんか、ごめん。
玲於
ゴメンじゃねぇし。
涼太
俺が連れ出した。
あなたちゃんは悪くない。
玲於
んなの、分かってる。
いつまでも冷静な涼太。


大人。


俺との差を見せつけられてムカついた。
玲於
何話してんの。こんな夜中に。
涼太
別に…相談乗ってただけ。
玲於
あなたのこともう遊ばないでくれる?
あいつ、馬鹿だからひょいひょい着いていくから。
涼太
馬鹿なのはどっちだよな。
玲於
は?
涼太
あなたちゃんの気持ち理解してあげなよ。
玲於
気持ち…?
涼太
とりあえず、お母さんに伝えといてください。
本当にごめんなさい。
俺に深く頭を下げた。
じゃ、と行った。
なんだよ、気持ちって。
相談ってなんだよ…


俺に相談すればいいのに。
よりによって、涼太。
あなたの家に入ってみると
ママ
何やってるの、こんな遅くに!
あなた

ごめんなさい、まま…

ママ
心配したのよ!
あなた

うんっ…

ソファに座るおばさんの下に正座するあなた。


なんだろ、怒られてんのにちょっと可愛いって思った。
ママ
…これからは辞めてね。本当に。
あなた

うん、ごめんなさい。

さ、お風呂入りなさい、と優しく笑うおばさん。


その笑顔はあなたにそっくりだ。
俺もあなたの側にいてやろうとドアを開けたら
あなた

玲於…

寂しそうな嬉しそうな ──────
玲於
もう、心配かけんなよ?
あなたの頭に手を置いてやった。
あなた

うん…

玲於
部屋行こうぜ。
あなた

うん…

俺の後ろをちょこちょこ着いてくるあなた。
おばさんに怒られて相当落ち込んでるんだな。


わかりやすい。
あなたの部屋に入ると布団が丸まってる。
あなた

あ、汚かった。ごめんね。

玲於
別に ~ 。
いつもみたいにベッドにもたれ、


床に座ってあなたはベッドに座る。
俺は携帯を見る。
あなた

玲於 ~ …

玲於
ん?
後ろからギュッと抱き締められた。
玲於
あなた?
あなた

好き…

ぼそっと耳元で囁かれると無意識にも心臓は大きく波を打つ。
玲於
何、急に。
あなた

ん ~ 、なんでもない。

俺を抱き締めている腕により力が入った。
なにこいつ…


めちゃくちゃ今日甘えるやん。
玲於
俺はずっと側にいるから。
そういうとあなたは耳元で鼻をすする。
泣いてんのか ~ 。


可愛いやつ。
俺は離れたりなんかしない。
あなた

…ありがとう、玲於。

こいつには、やっぱり俺が必要だなって思った。
いつの間にかあなたは俺にしがみつぎながらスースーと寝ていた。
俺から離してベッドに寝かせてやる。
泣いた跡が目の横に着いていて─────
玲於
あいつの所行くなよ…
無意識に呟いていた。