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2019/03/11

第17話

今まで以上!!!!
涼太くんに貰ったパンを袋に入れる。


今日は12個だって。


いつももっと少ないらしい。
あなた

涼太くん、転校してきてそんなけモテたら大変だよね。

涼太
まぁ、ね?笑笑
もう慣れっこだから!
おぉ、さすがモテるだけあって慣れたなんて。


私には当分言えない言葉だろう。
あなた

モテるって楽しい?

涼太
最初は楽しかった。
何もしなくても女の子がキャーキャー
言ってくれて。ちょっと心地よかった。
涼太くんの顔は一瞬、曇る。
涼太
けど、ホントの恋を見つけられなくなった。
あなた

え?

涼太
俺だって人間だし?
恋だってしますよ ~ だ。
あなた

涼太くんに好意持たれたら幸せでしょ ~ !

涼太
そう?
あなた

うん!

涼太
なら、いっか。
あなた

何が?

涼太
俺が人を想っていいんだなって思えた。
ありがとう


と、輝かしい笑顔を私に振りまける。
眩しい眩しい…
お昼休みはもう終わり、10分休憩。
教室がやけに遠く感じるのは涼太くんに合わせていたら


変なところに来てしまった。


涼太くん、まだ来たばっかだからわかんないのに!
涼太
あれ、教室どっち?
あなた

あれ?

涼太
一年以上いるのに分からないの?
ふっ、と鼻で笑う。


涼太くんってちょっとSだよね。
あなた

私ずっと胡音と一緒にいたから
まかせっきりだったかも ~ !

初めて人に任せることの重大さに気づいた。
ま、なんとか帰れる!


そう思って一歩踏み出すと階段から玲於が


登ってきていた。


丁度目が合った。
あなた

玲於っ!

玲於
何してんの。
あなた

ちょっと迷子になって…

私に近づいてくるなり
玲於
馬鹿だな。
と、笑う。


ずるいっ、玲於だけ…


その笑顔…ずるい!
と、後ろから涼太くんがひょっこり出てきた。
涼太
よっ、玲於。
一瞬、玲於は誰だか分かってない顔をする。
玲於
え、涼太?
涼太
そうだよ、久しぶり。
玲於
久しぶり。
お互い口角を上げて再開。
玲於は私達を見るなり
玲於
なんで二人でいんの?
あなた

え?

涼太
売店の帰りに迷子になったの。
玲於
へぇ…
あなた

涼太くん、まだ来たばっかだしね。

玲於
ん、じゃあな…
スっと玲於はどこかへ行ってしまった。
何かした…?
涼太
ねぇ、あなたちゃん。
あなた

ん?

涼太
玲於のこと好き?
あなた

え、当たり前だよ?

涼太
ならさ、付き合いたいって思う?
あなた

それは…まぁ…うん。

涼太
なんで戸惑うの?
あなた

付き合うなんて絶賛ありえないし…
玲於だって好きな人いるから…

涼太
玲於、あなたちゃんのこと嫌いじゃないよ。
あなた

え?

涼太
ただ、ずっと一緒にいすぎて当たり前になってる。
なんでも話せる幼馴染。いわゆる妹感覚。
そういう括りだと思う。
あなた

へぇ…

って、なに、どういうこと??


もちろん、私達は幼馴染だよ。


きずなのふかぁぁぁい、幼馴染。
が、何?
涼太
妹感覚から抜け出してみようよ。
あなた

…ごめんね?私涼太くんの言ってること
全く理解出来てないんだけど、大丈夫かな。

涼太
ん ~ と、簡単に言えば玲於離れするってこと。
あなた

は!?

涼太くんは何を言ってるのか?


玲於離れ…?


んなの、有り得ない有り得ない。


玲於から離れるなんて一生出来ない。
あなた

無理無理無理!

涼太
その無理が玲於の気持ちを安心させてるの。
あなた

え…?

涼太
玲於はあなたちゃんの気持ち知ってるでしょ?
あなた

うん。

涼太
だから俺以外有り得ないって思うじゃん?
あなた

まぁ、ね?

実際、玲於一途だし。
涼太
その考えを変えるの。
あなた

うん…

涼太くんの言ってることはだいたい…理解…出来た。


とりあえず、玲於に伝わっている私の気持ちを変えるってこと。
それは分かったんだけど…
あなた

どうやって変えるの?

涼太
そこ。
あなた

うん?





























" 俺と仲良くして。 "

























ん…?


どういうこと??
あなた

仲良く…する?

涼太
うん、今まで以上に。
あなた

それは…いいけど今のままじゃダメなの?

涼太
ん ~ 、玲於だと今のままでも
相当効いてると思うけど ~ 。
ま、そうだね、今のままじゃだめ。
あなた

ほぉ…

モテモテ王子の言うことなら確か。


玲於を振り向かせれるなら…
涼太
俺、協力してあげるから!
あなたちゃんが玲於と幸せになれるよう。
あなた

ん ~ ~!!!
涼太くん、さすが!!
王子!白馬の王子!天才!

パチパチパチと涼太くんに拍手を送る。
涼太
だから、ちゃんと俺の言うこと聞いてな?
涼太くんからの頭ポンポン。


王子の破壊力って…半端ねぇ。


けど、私のタイプではないよね、1番は玲於だもん。
けど、ちょっとドSなところも


惹かれるポイントだろうな、って思う。
それから、もう、授業が始まることを知った私達は


猛ダッシュで教室に走った。


どこか分からないのに、当てずっぽで。
あなた

ふぅっ!!!間に合った!!

担任
間に合ってませんよ ~ 。
涼太
すみませんっ。
キャッと誰かが叫ぶ。
ただ、入ってきただけなのに?
席に着いて授業を、受ける。
.
担任
熱中症気を付けてね ~ 。
あなた

先生 ~ 、さよなら!

担任
は ~ い、さよなら ~ 。
職員室に戻ろうとしていた先生に挨拶。


それから、玲於の所へ …
…ん?


私の隣に涼太くんが座ってます…?
誰待ち?
あなた

涼太くん帰らないの?

涼太
あなたちゃん待ってるの。
あなた

え?

涼太
言ったじゃん、今まで以上に仲良くしなきゃって。
あなた

か、帰りまで!?

涼太
逆にどこで振り向かせるつもりなの。
まぁ…ご正論なのはご最もですが…ね。
あなた

帰りだけわぁぁ!許していただけないでしょうか!

涼太
何言ってるの?
あなた

いや ~ 、その、帰りは玲於と
長く楽しくおれる最高の時間なので…その、ね。

涼太
だ ~ か ~ ら!
そういうところだよ、
高い身長の涼太くんは腰を曲げて私の肩に手を当てた。
涼太くんの言ってることは私には伝わらないようになってる?
涼太
玲於とは今までと一緒はダメなの。
あなた

え!?

涼太
当たり前じゃ ~ ん!
それだったら効果ないし笑笑
呆れた顔で私を見下ろすように言う涼太くん。


ちょっと悪魔。
あなた

うぅ…、本気ですか ~ ?

涼太
俺は本気だけど?
そういう涼太くん目から本気さが伝わってくる。


こんなに協力してくれてるなら…!


私は勇気を振り絞って3組を覗いた。
あなた

玲於 ~ !

いつものコールをして…


" 今日は帰れない "


そういうだけっ…!


頑張れ!あなた!
玲於
んじゃ…
あなた

玲於!今日帰れない!ごめん!

歩き出した玲於はピタッと止まってクルッと私を見た。
玲於
え?
え?


私も え? だよ!!!


想定外の結末!!!!


理由なんて聞かれないと思ってたぁぁ!!!
あなた

えっと…

やばいっ。