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2,017
2019/02/25

第8話

雨の中
そして帰り。


安定の土砂降り。
胡音
うわぁ、傘忘れたわ。
あなた

私も忘れたけどマイダーリンに入れてもらう♥

手でハートを作って唇をちゅーと突き出す。
胡音は苦笑いが止まらない。


恥ずかしいじゃん!!!
玲於
誰がマイダーリンじゃ。あほ。
胡音
あ、あなたダーリン。
あなた

そうですっ♥
私の愛する夫です。

玲於の腕を組んで肩を寄せる。


筋肉すごっ。


また、増量した?
玲於
離れろっ…気持ち悪っ。
あなた

そんな言い方なくな ~ い?

玲於
おバカさんのダーリン現れるといいねっ?
あなた

既に目の前に現れているのは幻覚ですか?

玲於
はい、幻覚です。
言い返せる言葉が頭の中に無い。


悔しいけど…


ま、ダッシュで駅まで行くとするか!


私意外と足は速い方だからな。
あなた

よし…

玲於
何がよ…
あなた

胡音、玲於!また明日ね!

ダッシュで駅に向かう。


わ ~ 、相当な雨だこりゃ。


カバンで頭を守るも走ってるからほぼ濡れてる状態。


つまり、意味無い。
一向に雨が止まない。


あれ、なかなか駅が見えない。


こんな遠かった?


あ…、一人だからか…


いつもは玲於と一緒に帰ってるから早く感じてしまう。


けど、一人だから。
少しずつ足の速度を遅めて歩く。
私の悩みがこの雨とともに流れていけばいいのに。
髪の毛から垂れる水が顔に伝わったり、手に落ちる。
近くの屋根に雨宿り。


わ ~ 、随分と濡れてしまった。


そのままお風呂はいったみたい。


夏だから寒くはないから良しだね。
玲於
…!
やめやめ ~ !


雨よ ~ !
玲於
ん?


なんか声する?


雨の音で掻き消されて上手く聞き取れない。
玲於
あなた!
なんか私の大好きな声?


だよね、


私は慌てて外に飛び出した。


向こうから走ってくる玲於にぴょんぴょん跳ねて手を振る。
そして、目の前まで玲於が来た。


うわぉ…水も滴るいい男。
玲於
ちょっ…何やってんの。
あなた

え?

玲於
なんで走んだよ。
あなた

傘ないもん。

玲於
ったく、俺が本気で貸さんと思ったか?
あなた

え!貸してくれたの!?

玲於
あぁ。
あなた

え、後悔。
走らなきゃよかった…

玲於
ほんっと、馬鹿。
あなた

うん…

本気で後悔。


走らずにいたら玲於と一緒に帰れたのに。


うぅ!


最悪!
あなた

っくしゅん!!!

玲於
おい、大丈夫か?
あなた

あ ~ 、うん?全然!

玲於
うん、ったく…
玲於は荷物を屋根の下に置いてカーディガンを脱ぎ出した。


え、公開処刑?


やめてやめて、死んじゃう。


また人差し指と中指の間から覗いちゃう♥
玲於
ん。
あなた

え?

玲於
着ろ。
あなた

なんで?

玲於
透けてんだよ。
あなた

は!?

慌てて胸の前で手を交差する。
あなた

み、見た…?

聞いても答えは帰ってこず…


言われるがままに着た。


やっぱちょっとデカイな笑
そして、二人でちょっと雨が止むまで待つ。
相変わらず玲於は携帯。


私はというと
玲於
まじで、見んなよ。
あなた

なんでダメなの?

玲於
視線感じてウザイ。
玲於の観察です。


めっちゃ楽しいよ。


私にとって最高な趣味の一つ。
玲於
お前、悪趣味してんな?
あなた

悪趣味じゃないよ!いい趣味だよ。

玲於
どう考えても悪趣味だっつうの。
あなた

もう、玲於は自分の魅力に気づかないから
そうやって悪趣味やらアホやら言えるんだよ。

玲於
誰もアホとは言ってないぞ。
あなた

あ、笑

目を細めて私を睨む。


その睨みさえもうれしぃぃぃ。


私は多分玲於になるとドMになるんだな。
あ、そうえば胡音が今日部屋いけって言ってたな。


行ってみますか。


最近行ってなかったけど行っても大丈夫だよね?
さっきよりは雨も止んで晴れてきた。


ムシムシとした湿気のすごい天気。
玲於
あっつ。
あなた

溶けそう ~ 。

玲於
溶けたら置いてく。
あなた

ちょ!拾ってよ。

玲於
その分無駄な時間だ。
駅を出て家に向かう。
あなた

玲於、今日部屋行く!

玲於
え ~ !何しに来るの。
あなた

遊びに行くの。

玲於
来る予定じゃねぇし。
あなた

ねぇ、お願い!

顔の前で手を合わせる。
玲於
ん ~ 、考えとく。
じゃあな、と家に入っていった。
ま、だいたい考えの結論は分かってるけどね。


玲於優しいから。


開けてくれてるんだよ。
私も家に入ってお風呂にダッシュ。


ちょっと寒気。
ママ
びっしゃびしゃ!どうしたの?
あなた

雨の中走ったら濡れた!

ママ
今日は突然降ってきたもの。
けど、折りたたみぐらい入れときなさいよ ~ 。
あなた

は ~ い。

お風呂から上がってご飯も済ませて自分の部屋に行く。
今の私は部屋に行くことは忘れていてドレッサーの前で


お肌のケアをしてる。
あなた

梅雨は髪の毛嫌だな。

ときながら思う。


玲於の部屋行かなきゃ!


思わず立ち上がると頭がクラっとした。


あるあるな立ちくらみかなって。


玲於のベランダまで行って鍵を見ると開いてる。


嬉しい。


用心深い玲於が開けるなんて私との予定がない限り


開けないから嬉しい。


来てもいいよって言ってくれてるようで寿命伸びまくり。
あなた

やほ。

玲於
わ、来やがった。
あなた

来ちゃ悪いかよっ。

玲於のベッドに腰掛けた。


このころ玲於は床に寝転がってテレビゲームしてる。
あなた

何してるの?

玲於
…ゲーム。
あなた

なんの?

玲於
…スマ〇ラ
あなた

へぇ。

ちゃっかり夢中になってて私の声など時差でしか聞こえない。


パタッと寝転ぶと一気に眠気が襲ってきた…


疲れたか…


体も熱いし…だるい。


疲労溜まってるなぁ。


手足を大の字にして眠りについた。