プリ小説

第6話

天気予報
学校ではクラスが違うから別れちゃうの。


悲しくて悲しすぎて辛い。
胡音
あ、あなたおはよ!
あなた

おはよ!

胡音
今日はなんかあった?
あなた

もう大アリ!

胡音
なになに…?
こうして始まる報告会議。


通称、ソルト会議。


すべて胡音に話してニヤニヤしたりモヤモヤしたりする。
話すことありすぎてこんな短い時間じゃ収まらない。
ベッドで玲於が寝たこと。


玲於のマジの寝起きを見た事。


玲於のお腹をガンガン見したこと。


玲於が私を可愛いって言ってくれたこと。自称
とりあえず簡潔にまとめた。
胡音
な、なんだそれ…
ソルト見直したじゃん。
あなた

いやいや、初めから良い奴だから♥

胡音
はいはい、
あなた

もう、最近好きになりすぎておかしいの。

胡音
どうおかしいの?
会えない時間があればすぐLINE。


玲於の声が聞きたくて聞きたくて泣いちゃう時もある。


すぐ隣なのに…
胡音
ふ ~ ん、そりゃ、相当な玲於依存性だな。
あなた

依存性超えたよ!

胡音
今日部屋行ってみたら?
あなた

部屋?

胡音
入っていい?って。
あなた

え ~、緊張する。

胡音
あんなに気持ちさらけ出しといて
よく緊張するとか言えるよねぇ。
あなた

うん、自分でも思う。

胡音
がんばれ!
あなた

ありがとう!

ソルト会議が終わり、授業に入る。


昨日勉強した数学単元テスト。
きっと、玲於が教えてくれたことが役に立つ。


玲於に教えてくれたこと…


.
単元テストが終わりみんなざわつき出す。
先生も疲れてる顔して椅子に座ってる。
___ピロン
LINE?


誰?


こっちは疲れてんのに ~ …?


"  玲於 : 新着メッセージがあります  "


前言撤回。


疲れてなんかないっ。


逆にパワーアップした。
すぐ既読をつけるとキモがられるけど


好きな人のLINEは後回しにしたくないもんね。


" 外 "


送られてきたのはいかにもすぐ終わらせたかった指使いか


たった、一文字のみ。
外を見ると雲は厚くねずみ色に変化して


いまにでも雨が降りそうだった。


" 雨 "


またもや、一文字。


会話というものは知らんのかね、この僕。


" 傘入れてね♥ "


" 嫌 "


" 意地でも入るよ♥ "


" 意地でも入らせない "


も ~ 、私に振り向いてくれる日はいつくる?


一生来ないような気もするがそれは信じたくない。
キーンコーンカーンコーン
昼食の時間。
胡音
あなた、売店行こ ~ !
あなた

うん!

昼になると大戦争。


売店の前では人が集まって戦争を繰り広げている。
胡音
あらあら、すごっ…
あなた

喧嘩起きそう…

私達は見物者。


戦争を見てニヤニヤしてる変人。
落ち着いた所を見計らってパンを選ぶ。
あなた

あ、アップルパイあるじゃん!!

おばちゃん
ラッキーだね。
あなた

ラッキー!

アップルパイを買い、胡音も支払い終わったら戻る。


外は暑いから嫌だ。


中に行って涼しもう。


そんな時に、男は鬼ごっこしてるし ~ 。
階段を登っていた時。


たまたま、上からダッシュで降りてきた人とぶつかった。
あなた

わっ…!

.



痛たた…
玲於
あなた?大丈夫か?
あなた

玲於…?

目を開ける見覚えのない天井。
保健室の先生
宮下さん、大丈夫?
あなた

大丈夫と言いますと…?

保健室の先生
さっき階段から落ちたのよ?
あなた

え!ほんとですか。

だからちょっと頭に痛みがあるのか。
玲於
記憶ある?
あなた

うん、一応。

玲於
良かった。
落ち着いたように腰を下ろす玲於。


私の頭をつむじから優しく下に撫でる。


ダメダメ…私…死んじゃう。


優しく微笑むからまた一段と惚れるのかと思いきや
玲於
アップルパイ残念だな。
声のトーンが変わり、いつもの玲於。
あなた

え?

玲於
潰れてる。
私に渡したのはペタンコになったアップルパイ。
玲於
あなたの重みで潰れた。
あなた

ううっ…

最近 太ったから言い返せない…
玲於
これ食べていいから。
じゃ、またな。
売店の袋を私に持たせて速やかに出ていった。
あなた

え?

中にはちゃんとした形のアップルパイ。


どうして?
私の心読めるんだな。


予感したのかな。


あ、雨。
雨は横嬲りの雨になっていた。


玲於の予感通りだ。

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お れ お
お れ お
(( LDH only )) 思いついたら描きたくなる症候群。 息抜き投稿です。 ※よく訂正入ります。 今年受験生なので低浮上気味デス!
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