第6話

#3 莉犬くんside
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2021/08/03 09:00




さとみくんと別れた後、あなたの下の名前と一緒に教室に向かう。




















(なまえ)
あなた
先輩が可愛すぎる。






















俺はあなたの下の名前が好き。











でも、あなたの下の名前はさとみくんが好き。





















莉犬
なーに?そんなにさとみくん可愛い?


















俺はこの気持ちを隠して、少しからかってやろうと思った。


















でも、少ししゅんとした言い方になってしまった。



















あなたの下の名前にも伝わったのだろう。





驚いた顔で















(なまえ)
あなた
えっ!なんでわかったの?








と言った。













あれ?口に出してた自覚ない?


















莉犬
だってあなたの下の名前思いっきり声に出してるんだもん。















俺は悔しさと悲しみを押し殺して、明るく言った。












♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡゚・*:.。 。.:*・゚♡★♡゚・*:

「こんなかに夏休みの宿題やってるやついるー?」
「いねぇよなぁぁ!!」

ちなみに俺はほぼやってません (゜∀゜)ハハッ

いいんだよ〜いいんだよ〜君はそれでいいんだよ〜♪♬*゜


宿題やってきます




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