第5話

最後
122
2018/03/19 22:57
好きな人の話!?
聞きたい聞きたい。
爆発しそうな心臓を抑えて
言葉を返す
さくら
秀太に好きな人っていたの?
秀太
いるわw
俺も1人の男ですけどー?
さくら
まぁ確かにね
じゃあ私が聞いたあげる
秀太
ありがとー
一人の男って私もそう見てるよ。
そう思いながら
ちゃんと話を聞こうって思った
さくら
で?
秀太
そろそろ卒業じゃん。
だから卒業する前に告白したいんだけど・・・
え。
私が秀太に告白しようと思ってたのに
秀太もその好きな子に告白するの!?
これは、一大事!
さくら

そーなの?
秀太
うん。
だけどね
そいつなかなか2人になれなくて
告白なんてほど遠いってか
うん。まぁそんな感じ?
さくら
それなら2人になるように
秀太が頑張れば?
秀太
それが出来ればいいんだけどな・・・
さくら
そんなにその子手ごわいの?
なら私が手伝おっか?
秀太
あ。
いや、あの、その、
動揺してる秀太に私は、違和感を感じたけど
私ってことはそうそうない。
だから違う人ってことで話を進める
さくら
手伝わない方がいい?
じゃあどーすれば?
秀太
さくらが手伝ったら台無しになる
さくら
なにそれ(怒)
秀太
いやぁあの
俺の好きな人ってさ
ドジっ子で気が強くて
でもなんか
クラスでは、隠してるってか・・・
さくら
へー
それ好きな子が聞いたら
どんな気持ちになるんだろーね

ドジっ子とかまじ怒られるよ?
秀太
いや
怒られないから
さくら
で。
その子誰なの?
秀太
え。
さくら
ここまで来たら聞かないわけには、いかないでしょ
いつの間にその話で盛り上がって
私は、立ち上がって秀太の隣にいた
秀太
え、あ。
おまえの好きな人は?
さくら
は!?
秀太
俺の聞いたんだから聞かせてよ
さくら
お前が聞いてって言ったから聞いてるんだろ!?
秀太
じゃあ 聞かせてよ
さくら
絶対に言わない
秀太
もしかして?
俺?
あいつは、冗談半分で言ったのに
図星で顔が赤くなる
秀太
え。
マジで言ってる?
ここしかチャンスがないと思って
私は、話をする
さくら
秀太・・・ ずっと好きでした・・・
さくら
私でよければつ・・・つ・・・
秀太
まって
その時私の唇になにかが触れた

目をうっすら開けると近くに秀太の顔がある。

2人が離れると
秀太
わかってないんだよなー
さくらって
さくら
な、なにが?
秀太
こういうのは、男からなんだよ
さくら
だって、好きな人違かったら
申し訳ないし
秀太
ドジっ子の部分でさくらって
わかんなかったの?
さくら
わかるか!
秀太
じゃああらためて
秀太
さくらの事が好きです。
俺で良かったら付き合ってください
さくら
やだって言ったらどうする?
秀太
もう1回キスするか?
今度は、クラスで
さくら
それは、いや!
秀太
じゃあ拒否権なしだな
さくら
よろしくしか言えないでしょ
秀太
ちゃんと返事しろよ
さくら
こ・・・こんな私でよければ・・・
秀太
いいから告白してるんだろ!w
さくら
わかってるわw
秀太
今日から兄弟っぼいのじゃなくてカレカノだな
さくら
そこは、兄弟みたいなもんって言ってよ
秀太
www
さくら
www
秀太
じゃあクラスに戻るか
そろそろみんな心配するし・・・
さくら
そうだね。
秀太
あ そうだ
さくら
ん?
秀太
今日一緒に帰ろうよ。
さくら
いいけど 沙莉に怒られるよ?
秀太
いや、彼女だっていえばなんとかなる
さくら
それ私の前で言わないでよ!?
秀太
今言ってんじゃん
そのまま私たちは、クラスに戻って
授業をうけた
席が近いのもあり時々目が合う時があり
秀太は、口パクで「スキ」と言ってくるから
授業の内容入ってこない
でも卒業前に告白できた
そしてカレカノにもなれた
あとは、クラスの女子に言わないと・・・

そのまま帰る時になって・・・
女子達
秀太くーん!
私たちと帰ろーよ!
沙莉
沙莉
だめよ。
秀太くんとは、私が一緒に帰るの。
女子達
独り占めずるーーーい、
沙莉
沙莉
わたし秀太くんの彼女なの
彼女♡
彼女に譲ってくれたって言いじゃない?
秀太
いまなんて言った?
沙莉
沙莉
え?
彼女に譲ってくれてもいいじゃないって
言ったわよ?
秀太
じゃあさ
秀太が私の前に来て隣にならんで
肩をくっつけてきた
私は、小声で
さくら
秀太 まじでいうの?
すると秀太も小声で
秀太
あたりまえだろ。
今日からお前は、俺のもんだ
やばいと思って目をつぶり
下を向いてると秀太は、言った
秀太
沙莉さん、君はいつ俺の彼女になったの?
沙莉
沙莉
え? えーっとね・・・今言うわよ!
「好きです!付き合ってください!」
秀太
ごっめーん
今さっき彼女できちゃったんだー
女子達
え!?
だれ!?
沙莉
沙莉
は!?
秀太
な!
さくら!
さくら
うっうん。
私も今さっき彼氏が出来た
秀太
今日帰るの彼女に譲ってくれてもいいんじゃない?
そう言うと女子軍と沙莉は、静かになって
下を向いた
秀太
じゃあ一緒に帰ろ
さくら
さくら
うん!
手を繋ぎながら初下校


卒業2日前でやっと告白できた
たくさん大変なことがあったけど

両思いってわかってよかった。

卒業式、、楽しみ、、

私の中で忘れられない卒業になりそうです!

___end____

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