第3話

なんだろ・・・
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2018/03/07 09:41
また一緒に学校に来れなかった

下駄箱に着いた瞬間後悔が生まれた
さくら
あぁーーー!!
またやってしまった・・・
あの時「一緒に学校行きたい」って言えたら
良かったのに!
そう後悔するのは、何回目だろうか

1回も学校についたことは、無い。

いっつも途中で沙莉が現れて私が逃げる。

そんなパターンができちゃってるんだよね・・・

そして1番聞きたくなかった言葉

「幼なじみを超えた」

確かに私と秀太は、性格も何もかも正反対だから

共通点は、幼なじみ ってことだけ。

だから唯一の共通点を破壊されたようで

なんか心が締め付けられた・・・

すると2人の声が聞こえた
女子達
わぁ!沙莉ちゃん
今日も秀太くんと学校来たの?
二人ともお似合いだねー!
付き合っちゃえばいいのに
「たしかにお似合いだけど・・・」

私の心に何かが刺さったようで苦しかった

すると
沙莉
沙莉
やっぱり?♡
私と秀太くんは、運命的な出会いで〜
もう付き合おーよ♡
ね?ね?♡
付き合っちゃうの!?

沙莉が言った言葉を私は、聞いてたから

びっくりした。

(秀太・・・いいよって言わないで)

私は、そう思うしかなかった。

すると秀太は、答える
秀太
ごめん。
お前みたいなでしゃばってるやつと
付き合いたくもねぇわ、
俺 言ってないけど好きな人いるから
そいつ以外と付き合う気1ミリもねぇから
え。秀太に好きな人!?

私は、初耳でびっくりしたし

女子軍がキャッキャ言ってる

「私かな?」いやいや「私だよ!」

そんな会話聞きたくもない。

私だって秀太の事好きなのに・・・

そう思った時 近寄ってくる1人の声が聞こえた
沙莉
沙莉
ねぇ?
さくらちゃんって秀太くんの
幼なじみだよね?
さくら
うん。
そうだけどなにかあった?
沙莉
沙莉
秀太くんと私のこと
秀太くんママに、言ってくれない?
お母さんに言われたらもう
秀太くん何も言い返せないでしょ?
そう聞いた時
胸がキューってなった

私は、辛くて泣きたくなった
泣きかけの顔で
もうどうにもなっていいからって思って
私は、言い返す
さくら
そんなに秀太と付き合いたいなら
好きって言ってもらえるように努力すれば?
結構は、親に頼むんだ。
そんなに、付き合いたいの?
なら秀太の事分かってからいいなよ。
言ってしまった・・・ 

沙莉の顔を見ずに泣きかけてしまった

その時クラスから逃げた
秀太
さくら!
秀太が、追いかけてくる前に屋上に行く

それが卒業式2日まえの話だ・・・

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