とある日、私はみっくんの家に遊びにきていた。
かなり田舎だし、みっくんの家は林みたいなやつに囲まれてる。
今日は珍しく焚き火するんだって
親も一緒に宴会やっている間、ずっと私たちは他愛ない話をしていた。
でも、気がつくと…?
縦横無尽に横たわる大人たちの姿
別に泊まるつもりはなかったんだけどなあ
そこそこ家が遠かったから、お父さんに車を出してもらったのに…
そう言って指差していたのは彼のベッド
ドンッ
気づけばみっくんは私の上に
さっきまで親友だったみっくんが、男の子の目をしていた。
そっと私の体に手を伸ばす
ピュルッ
急に激しく腰を振る
2人同時に果てた
ぐっすり寝息を立てて寝た
2人が夜何をしていたかは、誰にも知られていない。
ただ、高校卒業して間もない頃、
2人の間には新たな生命が誕生した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。