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第15話

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優の言ってることの意味がよくわからなくて、一瞬混乱する。
「それ、どういうこと?」

そう聞くと優は首を傾げていった。

「ん、なんのこと?」

流石に頭にくる。

人の失恋の話を聞いて喜ぶバカがどこにいるんだとついつい優を殴ってしまいたく思う。


「あーあ、いいよ所詮私の恋なんてちっぽけなものに過ぎないって言いたいんでしょ。わかってるし」

「思ったけどお前って意外にも馬鹿って言葉が当てはまるんだな」


「お前はどれだけ女のことがわからない男なんだよ」



私の言葉を合図に会話は終わった。

まぁいい、こんな奴と話していても楽しくないし、作業さっさと終わらせて帰ろう。


そう思うと何故だか手が進んだ。


「おい優、お前数学のワーク出してないから明日居残りって言われてたぞ」

とクラスの男子が作業を見に来たついでで優に報告する。


「まじかよ、俺数学まじで無理なんだけど」


「私に馬鹿って言ったくせに自分の方がバカじゃん」


「は?お前は普通に馬鹿だし」


私ははいはいと答えると、最後の仕上げまで終わらせて帰ることにした。


「お先ー」


と言って優を残して帰った。