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第32話

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私が繋いだ架け橋を、優は無事に渡ることができたみたいで本当によかった。

心の底から安心した。

今頃優は、大学生として講堂で必死にペンを動かしているだろう。私の大好きだった彼も…きっと今頃笑って暮らしている。

私のいる意味、それはちゃんとある。いや、あったと思いたい。

もう全部終わりでいいか



時間が経ち、黄ばんできた未来からの手紙を、挟んである日記に栞も挟む。

これさえ持っていれば安心


「ありがとう…」
私はたからものを挟んだ日記を、力の入らなくなった手から落とした。

目を閉じる




遠くで機械の音が長い間響いた。