無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第10話

涙を流し切った君は

笑顔だった

いつもよりも

明るい笑顔だった




少しずつ君に笑顔が戻っていく…


「頑張れ」

私はそういうと君の背中を押した

君は恥ずかしそうに頰を赤らめたけれど、すぐに頷いた。


そのまま歩いていった…


寂しい


彼が遠くに行ってしまうのが寂しい


悔しくて

寂しくて

切なくて

儚くて


涙が出た


君の残した涙の跡を、消し去るくらいに泣いた。

君が好きだ、

でも

君には笑っていて欲しいんだ…



歯をくいしばる余裕もなくて

私はスカートの裾をきつく握りしめた。





君の笑顔が好きだ…


君には




笑っていて欲しいんだ





笑いながら





生きて欲しいんだ…






私が涙が止まるのを待たずに歩き出した





涙の1つ1つに想いを込めて