第3話

『朝︙天使と離れる』
820
2021/04/10 09:12
あなたは,何事も無かった様に接して来た。あれ…?聞こえてたよね?





夏油(なまえ)
夏油あなた
何か付いてました?
夏油傑
夏油傑
え!あ,いや…。何にもないよ。
夏油(なまえ)
夏油あなた
そうですか…。あ,お時間ですよ。





あなたに誘導されて,玄関で靴を履いた。あなたの手には,丁寧に布で包まれたお弁当があった。





夏油(なまえ)
夏油あなた
今日も頑張って下さい!
はい,お弁当です!
夏油傑
夏油傑
有難う,あなた。
あなたも頑張ってね。
夏油(なまえ)
夏油あなた
はい!





あなたの甘い唇にキスを落とした。あなたは,恥ずかしそうに送り出してくれた。





夏油(なまえ)
夏油あなた
っ…!い,行ってらっしゃいませ!
夏油傑
夏油傑
行って来るよ。





朝のあなたとは,別れになった。駐車場に止めた車に乗って,一息をついた。





夏油傑
夏油傑
はぁ…今日も可愛過ぎ…。





5分程,あなたの愛を出した。これは,私の日常だ。(土日や祝日などの休み以外)
あなたの旦那になった以上,周りの恥にならない様にこの事を黙っておかないとな。





夏油傑
夏油傑
よし,今日もあなたの愛を出せた。





車のキーを差し込んで,エンジンを掛けた。此の音を聞くと,あなたとの距離が離れて行く様に感じる。寂しい…。
あなたの好きな音楽をかけて,会社に向かった。










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黒猫葉音
黒猫葉音
因みに車の中で言ってた事↓
・可愛過ぎ
・キスしただけで照れるとか世界救える
・あなたの料理美味し過ぎ
・全ての動作が尊い
・あなたの空気だけで生きて行ける
・もう何ならあなたの物になりたい
・あれでノーメイクとか最強過ぎ
・妹感があって可愛い

等など。もうオタクのレベルです。

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