第2話

初デートだったのに
34
2020/08/02 19:41
「君…なんで…」
「だって人殺してみたかったんだもん」
「…は?」
「だって人を殺すって面白そうじゃん!」
「お前…!」
「軍覇…動けるか…」
「……」
「軍覇…?軍覇!」
「あはっはっはっ!流石のレベル5も
こんな大量の睡眠薬には耐えられないよねw」
睡眠薬?じゃーなんで俺は眠らない?そう考えた時爆発が起きた時のことを思い出した。
そういえば…途中息が出来ないときがあった…
それはもしかすると軍覇が俺がその睡眠薬を吸わないようにしてくれていたのかもしれない。
「あはははは!」
「てかその人レベル5なのにこんな睡眠薬にも
耐えられないのー?やっぱりレベル5の中でも1番弱いからかなー?wwwwww」
「ふざけんじゃねーよ…!」
「ん?なに?やるの?」
「じゃーこの爆弾全部避けてみなよ!w」
『カキーン!』という音がした…
「な…爆弾が…消えた?」
「俺の大好きな…俺のヒーローをバカにするんじゃねーよ!」
「ぶふぁ!!」
俺が1発パンチを食らわせたらそいつは
倒れた…「なんで…僕の爆弾が…」
「ちっ!死ねぇぇぇぇ!!」
「ジャッチメントです!殺人未遂の容疑で拘束します!」「クソがァァ!」っといい子供は拘束された。はぁ…他の人に被害はないみたいだな…よかっ…!?「軍覇…!」
あれから20分くらい経った
「っ……」
「大丈夫か?軍覇?」
「あぁ…情けねぇな…睡眠薬如きで眠っちまうなんて…」「でもよかった…軍覇…」
「わりぃ…心配かけた…」
でも流石軍覇…睡眠薬を吸ってたったの1時間程で回復…あいつどんな身体してるんだよ…

「結局夕方になっちまったな…」
「はぁ…不幸だ…」
「でも2人で一緒に居られたんだし
いいじゃねーか」
「…そうだな笑」
「…上条ちょっといいか?」 「ん?」
『チュッ』
軍覇は俺の口に優しくキスをした
「っ!?/////////」
「上条…ありがとな…」
「ん?」
「俺のことを『大好き』って
言ってくれて…」
「あっ!/////////」
「上条?おーい?上条?」
「っ〜〜〜////////////」
『バタッ』
「え?!上条!おい!上条?!」
俺は恥ずかしさのあまりに倒れた

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