わたし
渡辺 来夏
(わたなべ こなつ)
高校一年生。
幼馴染に恋する乙女です。
☎︎”’
この子は
佐々木 萌
(ささき もえ)
私の友達。
萌のことだから、大好きなキ◯プリでも出てるのか?
と思ったら、臨時ニュースをやっていた。
私は外をみる。
もう一度テレビを見る。
確かにモフモフな白いのがスクランブル交差点を横断しているのがみられる。
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もう一度外を見る。
何もいない。見えるのはいつもの風景とモフモフの白いのだけ…
って、何あれ⁉︎
なんか、窓ゴンゴンしてるんだけど…。
なんだあいつ。開けてくれって…。
あんな可愛いモフモフに言われたら開けるしかないじゃーん。
ガラガラガラガラ
パイフーって…聞いたことない。
こいつヤバイやつなんじゃ…?
なんか、凶悪なやつじゃなさそう。
渡辺 来夏。新しい家族が出来ました。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。