第3話

構ってよ。-3- R
13,932
2019/02/24 05:30
家に帰ると取り敢えず着替えた。
坂田は先程「風呂入ってくるわ」とか言って風呂に行った。
「はぁ…」
早く戻って来てよ、
もっと触ってよ、
いつもは無い感情が湧き出てくる。
なんだこれ、
「……っくしゅん」
むー…鼻がムズムズするな…。
花粉か…?
そんなこと思ってると風呂場から物音が聞こえた。
「坂田っ!」
「うらたさん、おまた……せ?」
坂田がキョトンとした顔で見てきた。
「な、なに?」
ずいずいと近づいてくる坂田。
遂に目の前に顔が近づいた時思いもよらない言葉を発した。
「な、なにその猫セット…!俺の為にっ…!?」
「は?」
ね、猫?
「ほら!」
いつ写真を撮ったのか、坂田のスマホ画面には
「猫」の格好をした俺が映っていた。
「……は?」
「ほらっ!猫耳ふっかふかやん!」
「んぁっ……/////」
「え?」
坂田が猫耳をモフモフすると、
なんか、
その、
「もしかして うらさん…感じてん?」
ご名答。←
「〜ッ!」
「じゃあ……尻尾は?」
「あっ、やぁっ…!」
「ど…?気持ち…?」
「気持ちっ、いい…っ」
坂田が尻尾を掴んだり摩ったりする度に、
俺に恐ろしい程の快楽が襲ってくる。
もっと、触って、ほしい…。
「うらさ…っ」
「っ!」
突然肩を持たれてベッドに押し倒された。
坂田は俺の両手首を掴んで、
残った片手で器用に俺を脱がせていく。
「っ…うらさん、凄いコーフンしてるやん…」
「っる、さい…!」
媚薬の効果がまだ少し残っていたのか知んないけど。







なんかこう、構って無かった時の罪悪感とか?
色んなのが募りに募って…。
「ごめんね、うらさん 多分今日寝る時間ないわ」
そう、笑いかけてみた。
うらさんは短く返事をした、すんごい笑顔で。
これは、お誘いでいいんやな…?
スイッチ 入ったで。
「うらさん、」
「なに……っ!?」
うらさんのを乱暴に握ると、先端を紐で結んだ。
こうすることにより、うらさんが壊れやすくなるのだっ!←
「ねっ、やらっ…ぁ/////」
本当に可愛いんだけど。
鼻血出るよ?←
「はやっ、ちょーらいっ……っ?//」
「ん、」
とだけ返すと、容赦無く うらさんの中にぶち込んだ。
「っあ、ん!しゃかあっ、もぉっ…!/////」
もっと、やね?
俺は腰を振る速度を速くする。
「さか、ぁ…!しゅき、っ!ぁっ…!/////」
理性崩壊しとるなぁ…。(犯人)
「俺も好きだよ、っ」
「ゃらっ、しゃかっ…!イッゃうかりゃ…!」
イケないんやけどね。(犯人)
「はずゅ、してぇ…!」
「だーめ♡」
「っ、ぁぁぁ!?ビクッ」
うらさんは身体を大きく反らしてイッた。
でも、俺の手はまだ止まらない。
俺のを中に挿したまま、尻尾と耳を掴んだり触ったりする。
うらさんは、だらしなく涎を垂らしながら必死に快楽に耐えていた。
「っ、うらさ……絞めすぎ…!」
俺も、イきそうになっていた。
うらさんは、上手く回らない呂律を使って喋りかけてきた。
「しゃかあ…っ、いっしょお……ぃこ、?/////」
「っ!」
これで最後、と言わんばかりに腰を振る。
一瞬でうらさんは俺のを締め付ける。
そのトドメでイッた。
疲れたのか、うらさんは俺の胸にもたれかかってきた。
「おつかれ、うらさん」
俺は優しくうらさんから抜く。
「っぁ…」
少し切なそうな声を上げるうらさん。
「ねぇ、寝る時ギューして」
可愛らしいお願いに優しく微笑むと「わかった」と呟いた。

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