憂花の足…腹…が、、どんどん溶けていく。
次の瞬間憂花の体が、闇に包まれた。
口調は、余裕があるように聞こえるが、顔が焦りと不安で溢れている。
そして、爆豪は黒い物体に攻撃をする。
だが、それは爆豪の攻撃をすっっと飲み込んでしまう。
この緑谷の一言で全員が動き出す。
相澤先生が、ふらつきながら言う。
クラス全員で総攻撃しても何一つ変わらない光景が半刻以上続いた。
みんな限界の超し続けていた。
でも、仲間のために耐え続ける。
すると、NOIRの色が薄くなり少しだけ中が透けて見えるようになった。
中を覗いてみると、中で憂花のARCが憂花を守っていることがわかった。
憂花の安否を知ったみんなは、緊張が緩んだ。
でも、まだ安心はできない。
ARCが憂花を守っているが、いつARCの限界がくるかわからない。
だから、一刻も早く憂花を助け出さなければいけない。
そして、またNOIRへの攻撃が始まった。
でも、すぐに体に限界が来た。
足に力が入らず、視界もぼやけ、意識が遠のく。
そして、全員意識を失った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!