前の話
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気がつくと、そこは森の中だった 。
何故か地面に倒れて居て、所々にある石が身体にめり込むような痛み。ここは...どこ?
目の前には 魔法使いのコスプレ?をした金髪の少女が手を差し出していた。
そして私の意識は途絶えた。
次に意識が戻ったのは畳の上だった。
近くの家具はちゃぶ台のみで、左を向くと縁側になっていた。縁側を除くと先程の赤い巫女さん(?)が掃除をしていた 。
...思い出した。
あの日、巫女さん(?)は空を飛んでたんだ...
慌てて起きては、思わず声を出してしまい、ちゃぶ台の後ろに隠れ様子を伺う。でも巫女さんは私の声に気づいたのか、こっちに振り向いたが、素っ気ない顔でまた掃除を始めた。
今、巫女さんは自分には興味無いらしい ...。それはそれで何か悲しいけが、煮たり焼いたり刺したり食べたりはされなさそうで安心した...
私が落ち着いたのを見計らって、巫女さんがこちらに歩いて来た。
と、言いながら巫女さんは縁側に座り私の方を見つめてきた。
奥の部屋から、ひょこっと 金髪のギャル魔女コスプレイヤー(?)が出てきた。
ー説明中ー
ー説明中ー
幻想郷生活、START!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!