…………あーー！！いってぇ！！
急に何すんだよハオコゼちゃん!!!

良かった。無事のようですね

無事じゃねーもん！ハオコゼちゃんに蹴られたとこちょー痛てぇし

(やっているからと言ってフロイドを蹴り飛ばすのは難しいのですが……)

とりあえず夢さん、貴方が人間を卒業されているということは分かりました←

は？

待てよこんのハオコゼがｧｧ!!!

チッ、またあのハオコゼにあなたを取られた。クソが！ﾄﾞｶｯ

フロイド、物に当たるのはやめなさい
備品が壊れたらアズールに叱られますよ

せめてあとから寮の壁でストレスは発散してください←
その時は僕も一緒にするので←

………あー、テンション上がんねー
仕事しないとダメ？

チッ

小エビちゃんもいねーし、それでダルい仕事しろとかマジで無理

あ"ァ？

またとられました……いい人ですがお兄ちゃん大好きなのがいただけませんねぇ、早くあなたを落としてしまいましょうか
でも夢さんは僕を認めていないようですし、何をしてでも阻止をしてくるでしょう…洗脳の魔法薬でも作りますかね←

しかし夢さんは相当物理、精神的にも強そうだ。あのフロイドを蹴り飛ばすぐらいですし、魔法薬を飲ますのは難しい…
どこかに僕と同じ性格の方で洗脳系のユニーク魔法を持った方いませんかね

しかし同じ性格の方だと警戒されますよね…
そうそう話も聞いてくれなさそうです…これは無理ですね…
ではミステリーショップになにかアイテムがないか探しますか。あの店はだいたいなんでも揃ってますから

ああ、そうでした。あそこで夢さんは働いているんでした
それに店主のサムさんも掴みどころがない人だ、こちらがすることに気づくかもしれない。これもダメですね

ではやはり薬が無難でしょうか…
作るのはルークさんに化粧水でも渡してサイエンス部のものを使わせていただければいいですかね
化粧水はフロイドに頼みましょう←(やめてあげて)

肝心なのはどうやって飲ませるか……あなたが作ったと言えば飲んでくれんでしょうか
いや、僕が渡す時点で怪しみますから不可能ですね
ああそうだ、あなたにお願いして渡して貰えば…しかしあなたも夢さんが大好きですから渡さない可能性がありますね……

やはりシンプルにあなたを僕に惚れさせますか。あの時の反応を見るに、僕のことが嫌いというわけではなく好きに近いというのは分かってますし…あなたは料理が好きなのでこんど一緒に料理でもしましょうか

すみません、少し黙っててくださりますか？僕、集中したいんです^^*