生まれたときからずっと
俺の頭の上には
どけられない岩が置かれていた
________もし、俺が
第一王子だったら
きっとこう言われるだろう
「第一王子のレオナ様は思慮深く
強力な魔法を使いこなす魔法士だ
脳天気な弟とは大違い」と
それが第二王子になっただけでコレだ
第二王子はやることなすことケチをつけられ
第一王子を称えるだけのダシにされる
どうやったって1番にはなれない
ほんの数年遅れて生まれたというだけで
何故こんな思いをしなくちゃならない?
どれだけ勉強しようが
どれだけ魔法を使えるようになろうが……
生まれてから死ぬまで兄より優秀だと
認められることはなく
王にもなれない
何故、俺は第二王子に生まれた?
何故、俺は永遠に1番になれない?
何故だ
何故だ
何故だ
__________人生は不公平だ
キラッ←あれだよ、現実世界に帰る時よくある白く光るやt((((2回目
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名前が決定致しました!
黒猫が考えてくれた←(勝手に呼び捨て) 〖リール〗です!
自由人さゆさんも考えてくださりありがとうございました!(*ˊᵕˋ*)
ではこれから、(^^)という発音わからない絵文字ではなく、〖リール〗として生きていきます!
どうぞこれからもよろしくお願い致します(o_ _)o
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。