化学室
メール
織山『あなた、放課後化学室で』
『わかった』
いつからだろうかこの関係になったのは幼馴染の貴方と
『なおっ、んあっ、…』
ウィーン、ウィーン
織山『まだイっちゃ駄目だよ』
『あっ、んあっ、ムリっ』
織山『駄目じゃんイったら』
鳴り響く機械音でまた尚大に、
織山『イキ地獄ね』
『えっ?』
織山『中にしよっかな』
ウィーン、また鳴り響く
『あっ、あっんあっ、』
織山『隣に聞こえるかもね』
『あっ、あっ、イクッあっ、』
『あっ、んあっあっ、』
織山『ねぇ、こんなに制服汚れてるよ、あなたの白い液でね』
『あっん、あっイクッ』
カチッ 急に止められたおもちゃ
織山『入れるよ』
『んふぁ、んっあっ』
織山『ヤバいね、めっちゃキツい』
『んあっ、なおっ』
パンパンッパンパンッ、 肌と肌が触れ合う音
『あっ、んあっ、なおっイクッ』
織山『俺もっ』
織山『明日、放課後化学室ね』
『うんっ』
どうしてこんな関係になったのかな
けど、尚大の隣に居られるならと考える私は彼の沼にハマっているかもしれない
NEXT J.T 青
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。