『台風102号の急速な接近により、日本列島は…』
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そんなこんなで来ましたスーパーマーケット。
パンとか全然無いし、カップラーメンとかも全然無い!!!!
こうして馬鹿みたいにお菓子とカップラーメン買って、寮に帰った。
水は一応轟くんに氷とかもらえるけど、迷惑かけたくないということで、水道水をたくさん溜めることにした。
あとは、ロウソクとかマッチとかそういうの買っとけば良かったあって後悔してたら
なんか常闇くんが持ってて、何本かもらえた。
そんで、自分たちの部屋の雨戸を全部閉めて、一応のために、窓に瀬呂のテープを貼っといた。
結構万全を期してるって感じ!
台風直撃の日、学校は休みになって寮で待機。
その日は早いうちにお風呂に入って、ご飯を済ませて、派閥男子は私の部屋に布団とか色々持って避難してきた。
そう言うと、みんな一斉に黙りこくる。
みんな嫌なんかいww
結局ジャンケンで負けた瀬呂が窓際。
窓際から順に行くと、瀬呂、上鳴、私、爆豪、切島の順で寝ることになった。
あーだこーだ言いながらも布団に入ればみんなすぐにぐっすり寝ちゃって、結局起きてたのは私一人になった。
あはーん、泣きそう。
風がどんどん強くなってるし、電気もチカチカしだしたし、
どうしよどうしよ。
え、もう死ぬ感じ?
ピロンっ
『新規通知 1件 肉倉精児』
え、せいじくんからなんかきた
肉倉))台風が直撃しているらしいが、無事か?
甘井))雄英やばい感じ。士傑は?
肉倉))こちらはまだ問題無い。
甘井))そっちも気をつけなね〜
肉倉))嗚呼。貴様の方こそ、十分に警戒していた方が良いだろう。
甘井))ありがとう〜
せいじくんからの連絡で多少寂しさは和らいだものの、会話が終わるとまた孤独に戻る。
携帯を閉じて、寝ようかなーって思ったとき、爆豪に後から急に抱きつかれた。
爆豪にそう言われて、爆豪のお布団にお邪魔させてもらった。
めっちゃいい匂い。
最高。寝れそう。
そんな会話をした矢先、ぱっと電気が消えて部屋は真っ暗になった。
爆豪がすぐに抱きしめてくれて、背中をトントンされてくうちにいつの間にか眠気に襲われていく。
いつの間にか眠ってしまって、目が覚めたとき、まだ停電中で雨戸も閉まって真っ暗だから何時か分からなかった。
携帯を開いて時計を見ると、夜中の3時。
1番怖い時間に起きたわこれ〜
とほぼ半泣き状態になる。
相変わらず風も強く、雨足はどんどん強まっているようだった。
怖くなって爆豪を起こそうと思ったけど、なかなか起きない。
なんてこった。
諦めて上鳴電気を起こそうと思ったけど、多分私よりビビリだからやめとこ、と諦めた。
どうしよう〜と思って布団を何回もかぶりなおしたりしてゴソゴソしてたら、
切島が目覚めて、あなた?と聞いてきた。
って言われて迷わず即答。
SOSを発信したら、切島にこっち来い!と言われた私は爆豪と切島の間に入り込む。
暗くて見えないけど、もう眩しいくらいの笑顔で微笑んでんだろうな〜って感じた。
そして、また2回目の眠りについたのであった。
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電気はやっぱりまだ止まってて、時間を見るとそろそろお昼になりそうなところだった。
私は布団から出て、朝ごはん用に買っといたメロンパンをもそもそ食べ始める。
天気が悪いと、偏頭痛発生する甘井あなたでございます。
なので、決して病的な頭痛ではありません。
そして私は、とりあえず薬飲んで、寝ることにした。
課題?あー、そんな物のことは忘れたww
台風もなんとか過ぎ去って、やっと雄英にもいつもの安息な日々が戻ってきた。
でも、夜がなんか怖くて寝れない私は、しばらく派閥男子にいてもらうことになりました。
ほんと神。
ありがとうだぜ☆
皆さん、今回の台風やばいです。
気をつけてください、!!
〜作者から〜
作者のところは、昨日の夜がピークでかなり怖かったです💦
家ごと揺れるような感じでした、!
停電も続いているのですが、充電が切れるまでお話を描き続けたいと思います!
みなさんほんとに気をつけてくださいね!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。