前回のあらすじを私説明しようと思ったけど、疲れそうだからやめときます☆
今は2回戦に向けてただひたすら金平糖を食べるのみ。だって、だって…轟くんと戦うんだよ?!ほんと無理。怖い。助けて。
これで、さっきの戦いで余った分も合わせて、13000粒はいくはず…
え?みなさんが気になるのはそこじゃない?どうして爆豪と切島が喋らないのかって?今あの2人戦ってるんです!!
※個人戦の時一旦靴は返してました!
きた、轟くんの氷結。最初から一気に攻めてくるのは分かってた。とりあえず氷砂糖で防御するけど…
バキッ!!
よし!氷が折れた!!
轟くんが驚いてる隙に、火の個性を使って周りの氷結を溶かす!!
ここで粉塵爆発!!
視界が粉砂糖で悪くなってる間に、地面へ水あめを出して金平糖をばらまき、金平糖を固定させる!踏んだら痛いよ☆
いや、仮にもあんた教師かよwww
でもこの煽りに乗って轟くんが金平糖をばらまいた所を踏んでくれれば…!
よし、踏んだ?!
轟くんの背後に回って…
そう言って、指を銃の形にして突き出す。
私のとっておきの技。ある程度のスピードを付けて指先から金平糖の弾丸を打つ。運が良ければ、気絶させられるツボに入るはず…
ん?おかしい。倒れた音がしない…
そこへ私の横から氷の塊が襲い来る。
ボトッ
私の上着を左手と口でちぎって、右腕に巻く。
とりあえずこれで砂糖が体内に吸収されるだろうな…
轟くんが炎を使ったら床の水あめと金平糖が熱に耐えられなくて爆発するかも。
バン!!バン!!バン!!💥
爆発の煙で何もかも見えずらい。襲撃には絶好ね。
柄の長い槍を作ろう。うんそうしよう。でも右腕無いから作りづらいよ?!よし、できた!!
そうこうしてる間に氷の塊がまた来た。捕えられる前に投げなきゃ。
私は氷の塊で捕えられた。槍は…槍はいずこ(どこ)に…?
全身を火の力で熱くする!!
四方八方から氷の塊が攻めてきた、最後に残してたこの技を使うしかないのかな。
振り返った!
ここで腹パンを1発お見舞いしちゃうよ☆
ああ、やばい…あの1発しかお見舞いできずに私の体は糖分不足を迎えるの?
バタッ
意識がもうろうとする中で、みんなの声が聞こえる…まだ諦められない。諦めたらいけない。
左手の拳を握りしめて、精一杯轟くんのお腹を殴る…
ポンッ
あんなの痛くないはずなのに…
バタッ
《救護室》
《数十分後》
腕がくっついて良かった!すんごく安心!あー、右腕とか久しぶりすぎ〜!
本気じゃない轟くんに負けた。そう思うとなんだか悔しくて。個性糖分なんてバカらしくて。自分の弱さに嫌気がさした。戦いで吹っ飛んだ私の腕をいとも簡単に繋げるように、簡単に負けた自分が恥ずかしくて。私は、上鳴と瀬呂に背中を向けて寝たフリをしながら静かに泣いた。それに気づいてないフリをして私の手をそっと握ってくれた上鳴と眠りにつくまで頭を撫でてくれた瀬呂の存在にありがたいと思ったことは、内緒にしておこうと思った。
To Be Continued↪︎
〜作者から〜
今回は戦闘シーンが主でした!
この戦闘シーンを書くのが難しくて、あまりというか全然うまく書けなくて…いろいろ伝わりにくい部分がありましたらごめんなさい🙇♀️
次回はいよいよ借り物競走になると思います!!
爆豪くんがちゃんと告白したりできるかは未定ですが、爆豪くんを応援する感覚でいいねとお気に入りよろしくお願いします!
ではまた次のお話で!!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。