第68話

その頃一方、甘井以外の皆も命懸けだった
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2020/05/25 08:15
『その頃の爆豪は』
マンダレイ
「ヴィランの狙いの1つ判明。狙いは生徒のかっちゃん!!かっちゃんはなるべく戦闘を避けて!!単独では動かないこと、分かった?!かっちゃん!!」
爆豪勝己
うるせえんだよ、頭ん中でよォ!!
轟焦凍
不用意に突っ込むんじゃねェ!!
ムーンフィッシュ
仕事ぉ…しなきゃ…
轟焦凍
今の聞こえてたか、お前狙われてるってよ!!
爆豪勝己
くそデクが何かしたなおい…?戦えっつったり戦うなっつったりよォ!!あぁ"?!
爆豪勝己
くっそどうでもいいんだよ!!
轟焦凍
けっ…地形と個性の使い方がうめぇ…
爆豪勝己
見るからに雑魚のヒョロガリのくせしてよ、!!
轟焦凍
相当場数踏んでやがる…!!
ムーンフィッシュ
あ"ぁ…肉ぅ…見せでぇ…
轟焦凍
ここででけぇ火ぃ使って燃え移りでもすりゃあ、火に囲まれて全員死ぬぞ!!分かってんな?!
爆豪勝己
喋んな!!わかってらァ!!
轟焦凍
「引こうにもガス溜り…こりゃあ分かりやすく縛りかけられてんな…」
ぶわっ…
轟焦凍
なんだ、風?!お前爆風でも出したか?!
爆豪勝己
俺じゃねぇわ!!
パキッ
爆豪勝己
なっ、
轟焦凍
どうした?!
爆豪勝己
あなたにもらったペンダントが割れたんだわ、
轟焦凍
そうか、
爆豪勝己
ちっ、嫌な予感しかしねぇ…
『そしてまたその頃の甘井2号』
甘井2号
誰か、誰か私の事見えないの?!
私の声も聞こえてないみたいだし、触れもしない。
大ピンチ。
甘井2号
お願い…このままじゃ、あなたが死んじゃう…
あそこにいるのは…相澤先生と洸太くん、?!
洸太くん無事だったんだ…
茶毘
ふっ、あいつ殺してもいいか?
甘井2号
なっ、荼毘!!
茶毘
なんだ、本体じゃねぇのか。道理でボロボロなわけだ。
甘井2号
あなたは最後の力で私を作った。だから、私が頑張るの!!!!
洸太
おじさん、あそこ!!前髪変な人がいる!!
甘井2号
洸太くん、私のことが見えるの…
洸太
敵に襲われてる!!早く助けて!!
相澤先生
前髪変な人、甘井のことか!!どこにいる?!
洸太
ほら、あそこだよ!!見えないの?!
ぶわっ…
爆風…もしかしてあなた、!!
バキッ、
木が風に飛ばされて、!このままじゃ洸太くんに怪我させちゃう!!
甘井2号
洸太くん危ない!!
両手で木を受け止めて、地面へ突き刺す。
甘井2号
はぁ…はぁ…
体が崩れ出した…あなたはもう限界なんだね、?糖分もマイナスで、私の姿も保てない。
もういいよ、よく頑張ったよ。
聞こえてたかな、爆豪狙われてるって。できれば聞こえてないといいな…
洸太
あれ、前髪変な人いなくなっちゃった…
相澤先生
本当にいたのか、?
洸太
いたよ、!!
さらさらさら…
相澤先生
砂糖…?なるほど、
相澤先生
さっきまでここに砂糖人形がいて、俺達のこと守ってくれたみたいだな。
洸太
あの人が守ってくれたの、?
相澤先生
ああ。できればあいつにもありがとうを言ってやってくれ、
洸太
うん!!
                to be continued↪︎
〜作者から〜
はい、なんか泣きそうになりました。甘井2号かわいい…愛着がめちゃくちゃ湧いてきます。
次回は、また甘井ちゃん視点に戻ります!
では、また次のお話で!!

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