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第22話

#16 青春
【和臣side】
⚠︎今回は和臣が主役です。

隼人とか、優真と喋っていると
時々ふと思うことがある。

そう、
「なんか今の俺、青春してんな」って。
昔の俺だったら、そんなこと考えないのに。
今は前よりも、すごくまるくなった気がする。

まぁ_______隼人と優真のおかげなんだけど。



元々、俺はあまり馴れ合いを好んでいなかった。
特に、いつも女子のグループを見てると、
いっそう嫌になった。
表では仲良しこよし、
裏では愚痴り合い、
実にくだらなかった。
そんなことをするくらいなら、
最初から仲良くしなければいいのにと、いつも考えていた。
まぁ、今考えると、
俺は怖かったのかもしれない。


だから、いつも俺は人を避けていた。
中学でよく同級生はもちろんのこと、先輩や後輩にも声をかけられていたけど、
俺はいつも冷たい態度をとっていた。
だって、1人の方がよかったから。
なーんて、理由をつけて。
俺はそのうち、
周りから、
【斉藤は冷たい】
【和臣君って、怖いよね】
【何考えてるか分からない】
【もしかして、コミュ障とか?笑】
そんなことを陰で言われていた。
俺は【勉強】という道へ逃げた。
勉強をすれば、何も考えなくて済むから。
勉強をすれば、周りを見返せるから。
俺はいつも心の中でそう考えた。
だけど……本当はわかっていた。
【周りの愚痴を聞きたくなくて、【勉強】という理由を付けて、
いつも、耳を塞いでいる。】という事に。
学年が上がるにつれ、俺はどんどん、
冷たくなっていった。
そして、卒業して受験に合格したあと、
俺は決意した。
【高校でも、今の【自分】でいよう。】

と。

_____そう決意していたのに、
俺はその【心の壁】を、簡単に壊されていた。
高校に入って、俺は
【松岡隼人】と【笹本優真】と同じクラスになった。
2人は入学してすぐ、
目立っていたから人目見てわかった。
どうせ俺みたいなやつに話しかけてこないだろう。
そう思っていたすぐ側、
俺は2人に声をかけられた。
隼人は、犬みたいだな。
優真は、優しそうな人だな。
第一印象は結構よかった。

だけど、俺はすぐ、
斉藤 和臣
(こいつらもどうせ、そのうち俺に飽きて別のところに行くだろう。)
そう決めつけた。
______だけど、2人は、
こんな冷たい俺に毎日話しかけてくれた。
俺は訳が分からなかった。
どうしてこの2人は俺に話しかけ続けるんだ。

ある日、俺は屋上で食べることになった時、
聞いてみた。
斉藤 和臣
『どうしていつも俺に話しかけるの?』
静かに聞いた。

しばらく無言が続いた。
結局はただ、………
そう思って去ろうとした時、
隼人が言った。
松岡 隼人
『?なんで?
だって、俺和臣と仲良くなりたいだけだし……。
え、もしかして、俺しつこかった!?
なんか嫌だった!?』
サラッと、隼人はそう言った。
______俺はなにも返せなかった。
だって、そんなこと言われてると思っていなかったから。

【ただ興味があったから】といわれるしか、
考えてなかったから。
_______初めて俺は、
誰かに【仲良くなりたい】と言われ、
胸がドッ、となった。
笹本 優真
『まぁはやっちゃん、ちょっとしつこいからねぇ〜(笑)
ごめんね、和臣くん。
ウザイと思ったら、すぐ蹴っていいから(ニコッ』
松岡 隼人
『サラッとそんな事言うなよ!泣』
笹本 優真
『まぁ、それは置いといて。
……さっきの質問だけど、僕は和臣くんを見てて、なんだか、
寂しそうだなって思ったから。
それに僕も……仲良くなりたかったから。』


______ああ、そうか。
2人は、分かっていたんだ。
俺が、本当は、

【1人は、寂しい】って思ってた事_____。

気づけば俺は、
笑っていた。
久しぶりに、ちゃんと笑った。
松岡 隼人
『え!?どうした和臣!?』
笹本 優真
『どうしたの和臣くん💦
僕なんか変だった??💦』
斉藤 和臣
『_____いや、』
斉藤 和臣
『なんか、……ありがとな。』
斉藤 和臣
『ごめんな、俺が考えすぎてたみたいだ。』
松岡 隼人
『?
よくわかんないけど……俺らがいるから大丈夫!
あ、でも俺に惚れちゃダメだよ?(笑)』
笹本 優真
『それは無いでしょはやっちゃん笑笑』
その後も3人でずっと笑っていた。
俺は、すごく


【温かい気持ち】になった。
今考えると、その気持ちはきっと______。



【現在】
松岡 隼人
なぁ和臣、優真、俺さ〜
笹本 優真
また少女漫画の話〜?
もう飽きたよ〜。
今日も俺は、2人のやり取りを聞いている。
もう、だいぶ慣れてしまったけれど(笑)
斉藤 和臣
____で、今日はなんだよ?
松岡 隼人
あのさぁ〜…____

この2人は、知らないだろうな。
知ることはないだろうな。
俺が_________2人に感謝していること。
笹本 優真
ねぇかずくん今の聞いた〜?
松岡 隼人
引くなよゆーまぁ〜…和臣を味方に付けようとしないでよ〜😭



今日も俺の日常は、青色に染まっている。

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柊 みづき_。
柊 みづき_。
"君は長い長い、夢の先" 天気の子泣けた😭 最高でした。 【*自己紹介*】 名前→柊 みづき_。(仮名) 性別→女 趣味→絵を描くこと、歌うこと、アニメを見ることなど。 好きな物→抹茶、チョコ 好きなゲーム→狼ゲーム、スタマイ、イケ戦 好きな小説→ディズニー神様シリーズ、ウソツキチョコレート、恋蛍など 憧れている小説家、投稿者(YouTuber) →櫻 いいよ様、沖田 円様、鎌田 洋様、 宮下 恵茉様、まったり様、凸もり様、すぱーく様 *連載中の作品*※全てオリジナルです。 ・男子だって簡単に好きな子に好きだなんて言えないんです ・世界が終わるその日まで、君と僕はさよならの旅をする その他色々 【新作予定】 ・親友の妹は俺のそばにいたいらしい…。 ・いつか君の声が聴けた時、約束の歌を聞かせてね *更新ペース+ だんすき→2歩以上(休みの日) せかたび→思いついた時(笑) しにはな→1本 【挨拶】 どうも、柊 みづきです! いつも(時々でも!)私の作品を見てくれている方、お気に入り登録してくれてる方、ハートを押してくださる方、本当にありがとうございます*_ _)ペコリ まだまだ下手くそではありますが、 これからも見てくれたら幸いです! 更新ペースはまったりですが、一生懸命楽しく、頑張っていきますので、 どうぞよろしくお願いします*_ _)ペコリ P,S 作者は今年受験生なので、冬になるにつれ投稿が遅くなったり、もしくは失踪したりするかもです。 ご了承くださいm(_ _)m (必ず復活はするのでそこは安心してください!!(*´罒`*))
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