壱馬side
おはようございます。川村壱馬です。
ただいま朝の7:00です。
9:30にハイローの撮影があるので、
準備してるなうです。
片想い___。での俺sideは初めてですが、
どうぞ、よろしくお願いします。
………ってことで、初めの挨拶終了。
早速、あなたさんを起こしに行きたいと
思います。
ゲストルームに向かって歩き始める。
あなたさん、なんて思うかな……。
襲われたって思うかな………。///
いや、なんで照れてんの。
起こすよぉぉぉ。
猫のように丸まって寝ている、美しい女性。
耳元であなたさん~と呼んでみると、
ゆっくりと目を開けた。
北人がここに来た経緯を説明すると、
あなたさんは不安げな顔をした。
翔平の名前を聞くと、なぜか
胸が締め付けられる。
俺、病気かな…??
あからさまに残念そうな顔をするあなたさん。
こんなんだから翔平に期待させちゃうんだよ。
鈍感………………。
また胸がぎゅっと締め付けられる。
なにこれ…………………………。
あなたさん笑顔可愛い………………。
今日1日、頑張れそうだな………………。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。