第12話

知る
334
2020/11/28 07:27









ジョングクは、焼肉を食べながら、私に話してくれた。



















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ジミン先輩はその時はまだ、講義にもしっかり出て、よく学ぶ生徒だったらしい。















誰にでも優しく、笑顔で、彼を嫌う人はいなかった。














そんなジミン先輩にも、彼女ができた。










名前は、ソユン。








彼女もまた、笑顔が素敵で、みんなから人気があった。









全部幸せで上手くいくはずだった。































ある時、ソユンが泣きながらジミン先輩に紙を突きつけてきたらしい。














ソユン
ソユン
ジミン……つけなかったのっ……?








泣きながらそういうソユン。











ジミン先輩は最初なんの事だかわからなかった。












でもその紙には、











妊娠届出書







と書かれていた。











次の日、大学に入ると、ジミン先輩は人として扱って貰えなかったらしい。













無視され、陰口を聞こえるように囁かれたらしい。














ジミン先輩はソユンと話に行こうとしたが、もうソユンにはテヒョンさんがいて。














ソユンが







『堕したから。』








そう言ったのを最後に、











もう連絡が来なくなったらしい。














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you
you
ジミン先輩……
정국
정국
俺も知っていくうち、なんか、うん
정국
정국
ジミン先輩とやら、大丈夫なのか?
you
you
先輩は、
you
you
先輩はそんな人じゃないの……
정국
정국
……お前のことは、信じてる。けど
정국
정국
お前以外のことは、信じられない
정국
정국
だからお前、俺にちゃんと頼れよ?
you
you
……うん、ごめんね……










ジミン先輩と再会したときにあった傷は












いじめを受けているから……












テヒョン先輩の言葉も、








全て私の中で繋がった感じがした。










電話の主は、ソユンさん……?

















だとするなら、








なぜ連絡をしたのだろう……






















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