ついに生徒会選挙本番がやって来た。次々に事が進みついに演説が始まった。
候補者は以下の通りだった
A組 河田
B組 藤沢
C組 加藤
D組 A
3年生はこれだけだった。
そして1年から順に演説が始まった。
そして3年の1番最初はA組の河田だった。
友情演説は私の知らない人だった。
次は藤沢の番だった
友情演説はまたも知らない人だった。
クラス順ではなくくじ引きだったようで次はシゲじゃ無くてAさんだった。
友情演説はシゲの周りをいつも取り囲んでいる女子の1人だった。
いよいよシゲの番だ。
シゲside
次はいよいよ俺の番だ。人前に立って話すことはあんまり好きじゃないけど将来家を継ぐならこんな経験はあってもいいかもしれない。ほんとは恐いくせに隣りに手越居るから恐くないを繰り返しながら待っている。一方で手越は教室でクラスメイトが話してるような待ち方だし、手越は元々緊張しない事は知ってたけど、ここまでとは。
進行係)次はC組、加藤シゲアキさん、手越祐也さんお願いします。
あなたside
いよいよシゲの演説が始まった。
そして全演説が終了した。
いよいよここからは投票だ。生徒会の役員、生徒会長が、ここから決められることになる。
シゲside
それから数日後…
ついに結果が発表された。河田やAさんなどが役員に掲載されるなか、俺の名前は、
俺は内心ほっとした。のもつかの間、横から手越が、
ツッコミを入れた。
よく見ると上に別の紙で、しかも目立つ習字の筆で、加藤 シゲアキ 生徒会長 と書かれていた。
きっとこれから忙しくなる。俺は急に恐くなった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。