第11話

第10話
460
2020/06/27 13:40
私達が2人でいつもどうり歩いていると、
高橋先生
高橋先生
加藤、後で職員室に来なさい。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
はい。
ついに先生の間でも、シゲの噂は広がっていた。
シゲside
俺は先生に呼ばれて昼休みに職員室に行った。先に藤沢と河田が来ていた。話を聞くと、近くにいた女子が先生に話していたらしい。
高橋先生
高橋先生
加藤を殴ったって本当か?
河田
河田
はい。
高橋先生
高橋先生
間違い無いんだな?
藤沢
藤沢
間違いありません。
藤沢
藤沢
すみませんでした。
河田
河田
すみませんでした。
高橋先生
高橋先生
なんで先生に謝る?謝るべきなのは加藤にじゃないか?
藤沢
藤沢
ごめんなさい。
河田
河田
ごめん。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
別に。大した怪我じゃ無いし。
高橋先生
高橋先生
本当に大した怪我じゃ無いのか?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
はい。見ます?疑うなら。
高橋先生
高橋先生
いや。大した事じゃないならいいんだ。
高橋先生
高橋先生
加藤はもう行きなさい。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
はい。
昼休み中こんなやり取りをして、やっと解放された。
あなたside
私
大丈夫だった?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
うん。謝られただけ。
私
そっか。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
俺怒られるような事して無いし。
私
そうだよね。
手越祐也
手越祐也
よっ!今日部活無いから放課後どっか行こ!
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
俺図書館行く。
私
私も行く〜
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
手越もどう?
手越祐也
手越祐也
俺静かなとこ無理だからパス!
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
だろうね笑
とゆうことで、放課後はシゲと図書館に行った。
私
シゲ、勉強教えて?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
いいよ。どこがわかんないの?
私
ぜーんぶ!
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
お前なぁ!
私
この会話前もしたよね!
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
したした!手越に捕まった時。
で?今回も全部?
私
うん。ぜーんぶ!
あの時はシゲを引き止めたかったけど、今はそんな必要無いんだって思ったら、嬉しかった。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
何にやけてんの?
真面目に聞いてる?
顔に出ていたらしい。
私
いやぁ。シゲが隣にいる〜って思って(笑)
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
なんだ。そんなこと?
私
そんな事じゃ無いもん!シゲの事ずっと好きだったから、嬉しいの!
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
はいはい(笑)ありがとう。
私
棒読み。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
そんな事無いよ。ちゃんとありがとうって思ってる。
私
耳元で喋んないで。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
ごめん。
私
好きだよぉ
シゲと居ると素直になれる。そんな人もう居ないと思った。

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