第3話

第2話
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2020/06/27 14:08
いつも昼休みになると3人が走って来る。
手越祐也
手越祐也
あなた〜遊ぼ〜
増田貴久
増田貴久
暇?
小山慶一郎
小山慶一郎
グラウンド行こ〜
私は正直グラウンドよりも図書室に行きたい。シゲに勉強教わりたい。(喋りたい)だが3人が離してくれない。
私
私シゲのとこ行きたいから
手越祐也
手越祐也
いいじゃん。あいついっつも図書室いるよ。放課後でもいいじゃん!俺ら放課後サッカーあるし。
私は今日習い事があるから、少しでも長く話すために昼休みでも行きたかった。放課後は図書室は閉まるから図書館にシゲは行く。私は図書館に行く時間はあんまり無かった。
手越祐也
手越祐也
いっつも時間ない時間ないって言うけど習い事でもしてんの?どうせ帰宅部じゃん、シゲもあなたも!
手越はどんどんヒートアップしてにげれそうもない。だけど今日はサッカーの気分じゃ無かった。しかも今日はシゲと図書室でって約束してるし。このままだと破ったって思われる。しかし手越は無理やりでも連れて行くつもりだ。
私
嫌!
手越祐也
手越祐也
いいじゃんいいじゃん。行こ。なんで?いつもは行くよね?
私
今日はシゲと約束してるから。
手越祐也
手越祐也
別に放課後でも良くね?
2人でしばらくやりやっていると、
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
嫌がってんじゃん!
シゲが来た。
手越祐也
手越祐也
なんだよ、王子様ご登場ってか?
シゲに手越が詰め寄る。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
遅ーなって思って迎えに来ただけだよ。お前ら明日でいいじゃん。
シゲが最後にズバッと、
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
こいつ、俺の女だから。
手越祐也
手越祐也
は?
そこにいた全員が手越と同じくは?って顔だったけどシゲは構わず私の手を強く握り歩き出した。その後ろからは女子の悲鳴や歓声が広がっていた。その後手越は何も言って来なかった。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
あんなやつに捕まんなよ。今日は俺との約束なんだから。
私
ねぇ。さっき私の事俺の女って言ったよね!?私シゲの彼女?
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
ばーか。言ってねーよ。
そういったシゲの顔は真っ赤だった。


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by 作者

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