《あなた》
実は1つ上の先輩だけど、蓮からのお願いで呼ぶ時も、ためで話して欲しいといわれていた。
私の中で誰も知らない秘密を知っている人物でもある。
車にある程度の道具を乗せて、ロケの場所へと向かう。
蓮だけが知っている秘密とは、私が‘ジャス民’であること。
このことを何回も言われてあきれて、苦笑いだった。
いつも蓮とはこんな感じだ。
そんな蓮をお構い無しに目的地までWESTについて話しまくった。
話しすぎて喉が渇いていたけど我慢していた私に蓮が私の大好きなももジュースをくれた。
もうWESTは来ているみたいだった。
ロケまで少し時間があるみたいで、軽く自己紹介をしないといけなかった。
こんな時になったら変なこと言ってくるから頼れるのかよく分からない
そう言って、私の返事も聞かずに楽屋のドアを開けた。
元気のいい挨拶をして入って言ってしまった。
私も遅れないように入った。
みんなから一人づつ自己紹介してもらって、死んでしまいそうになった。笑笑
―――――――作者から―――――――
今回は、WESTのみんなに会ってます!正直言っちゃうと、一人づつ自己紹介するところとか関西弁とかめちゃくちゃ大変で、おかしくなってます!温かい目で見てくださると嬉しいです!
次回は、ついにWESTのみんなに話します!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。