第47話

# 小南 = 親友
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2021/01/25 04:10
大規模侵攻後の記者会見は何とか丸く収まった。
途中で大怪我を負って、まだふらふらな修が出てき
たのは驚いたし、未だにあの上のおじさん達を許した訳では無いが。

うちの後輩を餌にしやがって。

そもそも何故、修が出てこなければいけなかったのかという疑問も残っているけど、厄介なマスコミ達が変な記事を書かなかった事には安心した。

まぁ、修が上手く話題提供をしたのだけど。

うちの大事な後輩を勝手に傷つけたら許さない。

うちの後輩達、と言えばもうすぐB級ランク戦だ。
修はまだ怪我人なので初戦は出ることが出来ないけど、心配はしてない。

何せうちの子達は優秀なので。

身内贔屓はどんどんしていくぜ!

出水 公平
あのメガネくん、目覚めたんだってな。
you
覚めてすぐ記者会見に駆り出されて可哀想だと思わない?
you
半分あれの所為でランク戦初戦参加出来ないんだから。
米屋 陽介
ははっ、今日も皮肉ってるな笑
you
皮肉にもなるでしょ!
出水 公平
そういや、初戦2人で大丈夫そうなの?
you
余裕でしょ。優秀なんだようちの子は。
you
うちの後輩にかかればB級下位なんか一瞬で木っ端微塵だよ。
米屋 陽介
じゃあ期待して観に行くわ。
you
期待以上だよ?多分。
出水 公平
その顔ムカつくな。
you
酷いな


△ ▲ △


大規模侵攻が終結してからの日々は驚くほど早く過ぎて、
あっという間にB級ランク戦がスタートした。

私はソロランク戦の為本部に入り浸り、
小南にぎゃあぎゃあ言われたり、遊真の練習に付き合ったり、修に安静にするように注意したり色々あった。



この間小南にぎゃあぎゃあ言われたので、

今日は玉狛で一緒に試合を見ることにした。

言わずもがな小南はうきうきしていたし、
私も、そんな小南を見てほっこりしていたので2人で張り切ってお菓子とか色々準備した。

まるでミニパーティだ!

you
遊真と千佳だとB級下位なら一瞬かもね。
小南 桐絵
当たり前でしょ!私達が鍛えてるのよ!?
you
そうだね

特に、遊真の実力はA級にも通用すると思うし、
千佳のトリオンはブラックトリガー級だ。
少し対戦相手が可哀想にも思えてくる。

身内の贔屓目を抜いても実力はあると思うのだ。
you
一瞬で終わっちゃっても今日は2人で久し振りにいっぱい話そうね。
you
こんなに準備したし!
小南 桐絵
あ、当たり前よ!どれだけ私を放ったらかしにしたと思ってるの!

ふふ、小南嬉しそうだな。

you
小南その言い方恋人みたい。
小南 桐絵
な、なんて事言うのよ!!///


△ ▲ △

(おまけ)

小南 桐絵
ああ!!陽太郎勝手に食べるな!!
you
いいじゃんクッキー1枚くらい。
林藤 陽太郎
あなたちゃんは優しい
小南 桐絵
なんなのよ、あたしが優しくないみたいな!!
林藤 陽太郎
もう1枚だけ…
you
陽太郎。2枚目はアウトだよ?
林藤 陽太郎
ぐっ…やっぱり優しくない…
you
ははっ!

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