第56話

電話
3,987
2020/10/26 08:26
*あなたside



あなた「__ということです//」



私は、昨日自覚した気持ちをさよに伝えた



さよ「そっか、頑張ってね」



あなた「何を……?」



さよ「え?だって、告白するでしょ?」



あなた「こ、告白!?///」



山本先輩に……!?//



あなた「む、むりむり!!恥ずかしいもん…//」



さよ「そっか、初恋だもんね」



あなた「……コクッ」



さよ「まぁ、あなたのペースで頑張ってね」



あなた「さよ……!好きっ!!」



さよ「はいはい、ありがと」



そして、放課後になった



猫又「あなた、ちょっといいか」



あなた「はい!」



記録をしていると、監督に呼ばれた



猫又「IH予選のトーナメント表だ」



そう言って、監督に1枚の紙を手渡された



あなた「1回戦目は……加芽田かめだ商業高校、ですか…」



あんまり聞いたことないな……



猫又「ビデオは入手してきたから、分析頼む」



監督はケースに入ったDVDを私に差し出した



あなた「はい……!!」



今日見よー!!



猫又「IH予選のあとは梟谷グループの合宿もあるからな」



あなた「大忙しですね!!」



猫又「あぁ、あなたにも働いてもらうからな」



あなた「ドンと来い!!です」




部活が終わり、いつもの3人で帰っていた



黒尾「研磨ぁ!!歩きスマホやめろ!!」



孤爪「クロうるさい……」



黒尾「あなたもなんか言って……ってお前もかよ!!」



あなた「水兵りべ僕の船……」



黒尾「お勉強中でしたか……でも、歩きスマホはなしでーす」



クロくんは私の手からスマホをとった



あなた「ちょ、返して!」



黒尾「危ないのでダメでーす」



正論すぎて何も言えない……



あなた「け、研磨くんは……!?」



黒尾「研磨からスマホ取り上げてみ?俺死ぬよ?」



あぁ、たしかに……



クロくんを睨む研磨くんが想像つく……



ブーブー



私の家が目の前になった時、バイブ音がなった



黒尾「あなたのスマホじゃん、ほいよ」



あなた「ありがと」



黒尾「じゃーな」



孤爪「明日ね」



あなた「うん!」



そして、家の中へと入った




スクリーンに映る『金田一勇太郎』の文字



あなた「え、金田一……?」



とりあえず出るか……



あなた「もしもーし」



金田一『📞あなた、あのー…ちょっと、その……』



金田一はきまり悪そうにそう言った



あなた「なんて?」



代われ、らっきょ



突然聞こえた声



金田一、じゃない………





『あなた……?』





落ち着いた口調、どこか気だるげな声__




































































































あなた「あ、きくん………?」

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