第59話

お宅訪問
3,735
2020/10/31 10:41
*あなたside



『サービスエース!!加芽田商業 3年 ×××× やりました!!』



あなた「サーブ対策……」



私は、ノートにメモを取りながら、何度も繰り返しDVDを見ていた



あなた「ちょっと休憩しよーっと」



スマホを持ってリビングに向かい、麦茶を飲んだ



コップを片手に、スマホを開くと灰羽からメッセージが来ていた



< 灰羽リエーフ
灰羽リエーフ
灰羽リエーフ
あなた〜〜〜!!
灰羽リエーフ
灰羽リエーフ
そろそろ試合あるじゃん!
灰羽リエーフ
灰羽リエーフ
俺も出たい!!
灰羽リエーフ
灰羽リエーフ
だけど、まだ俺下手だから練習付き合って!!


あなた「練習……」



灰羽はこの短期間でものすごく成長した



正直、あまり強くないチームだったらレギュラーに入れると思う



だけど、灰羽がいるのは音駒高校



並程度の実力じゃ足りない



長い手足におばけみたいな身体能力…



あなた「あ、そうだ……!」

空井あなた
いーよ
空井あなた
私も、灰羽にやって欲しいことがある


*黒尾side



黒尾「はぁ……」



勉強中なのに、頭の中にあるのはあいつ・・・のこと



最近、なーんか変なんだよな……



黒尾「……もうこんな時間か、飯食べなきゃ」



そうして、俺は家の近くのスーパーに向かっていた




黒尾「あ、」



そんな時会ったのは、あいつの叔母である英里紗えりささんだった



英里紗「あれ、黒尾くんじゃない」



黒尾「こんちはっす」



英里紗「こんなところでどうしたの?」



黒尾「ちょっとスーパーに」



英里紗「ふーん……」



英里紗さんは俺の顔を見てニヤッとした



英里紗「夜ご飯食べた?」



黒尾「まだです」



英里紗「じゃあさ、うちおいでよ」




そう言われて、俺は英里紗さんの…そして、あいつの家へ入った



英里紗「たっだいまー!」



黒尾「お邪魔しマース」



すると、ドタドタと足音が聞こえた



あなた「おかえり!!ってあれ、クロくん?」



ひょこっとあいつが顔を出した



黒尾「おー」



英里紗「ご飯まだらしいから連れてきた!」



あなた「了解!多めに作ってて良かった!」



英里紗「さすが私の姪♡」



あ、そーだ、英里紗さんこの人家事できねーんだった



あなた「2人とも、手洗ってきて!」



そう言われ、大人しく英里紗さんについて行った



英里紗「黒尾くんさ、あの子のこと好きでしょ」



突然そう言われた



黒尾「さぁ、なんのことだか……」



英里紗さんは、姪を溺愛しているので言わない方がいいと思った



それに加えて、好きな子の保護者に想いなんて言えるかっつーの…




英里紗「あっそぉ……じゃ、これは私の独り言ね」




『あの子、この前イケメンとデートしてたっぽいよ』



ドクン、と心臓の音が聞こえた



あいつは、恋愛には疎い



そう思っていた



最近、どこかおかしいのは……














その男のせい……?




✁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



今になって叔母さんの名前を決めました

これからは、『叔母』ではなく『英里紗』で書いていこうと思います

いきなりですいません🙇‍♀️💦



みなさんにアンケート取りました↓


<アンケート>

名前:空井うつい あなた

年齢:15歳

身長:159.2cm

体重:39.9kg

好きな食べ物:生チョコ

最近の悩み:ご飯のメニューが思いつかない




名前:空井うつい 英里紗えりさ

年齢:秘密♡

身長:164.1cm

体重:秘密♡

好きな食べ物:あなたの手作り料理♡

最近の悩み:姪が可愛すぎて無理




名前:七瀬ななせ さよ

年齢:16歳

身長:161.9cm

体重:NG

好きな食べ物:みかん

最近の悩み:あなたと灰羽といるとみんなに見られる




名前:佐藤さとう 華弥子かやこ(30話参照の佐藤さん)

年齢:15歳

身長:165.3cm

体重:■■kg

好きな食べ物:ペペロンチーノ

最近の悩み:空井あなた親衛隊の会員が増えてきて嬉しいけど、ちょっと複雑……

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