第31話

in新幹線
6,900
2020/10/07 10:56
*あなたside



灰羽「ご、ごめん!!!その、わざとじゃ……//」



あなた「わ、わかってるから…!////」



灰羽の白い肌は真っ赤になっていた



きっと私もそうだろう



あなた「い、今のはノーカンってことで…!//」



私はそう言って走って体育館に向かった





灰羽「…んだこれ……心臓がズキズキする……



















そんなこんなしているうちに、GWがやってきた



今回はレギュラーメンバーだけで宮城に行く



犬岡「あなた!新幹線だよ!」



あなた「あ、うん!そうだね!」



芝山「空井さん、大丈夫?」



あなた「へっ!?な、何が!?」



芝山「球技大会の後から灰羽くんも空井さんもなんか変だよ」



あなた「気、気のせいじゃない…?」




ふとした瞬間、灰羽との事故が頭をよぎる



だめだ、だめだ!今は合宿に集中!!



夜久「球技大会といえば、あなたほんと凄かったよなー!」



海「スパイクもレシーブ、それにサーブも綺麗だったよね」



あなた「中1の時に女バレだったんです」



前は人に言うのも躊躇っていたけど、今ははっきりと胸を張って言える



"私はバレーをやっていた"と



黒尾「はいはい、みなさーんそろそろ乗りますよー、席順決めてねー」



クロくんがみんなにそう言った



孤爪「あなた、一緒に座ろ」



あなた「うん、いい「ダメでーす」……クロくん」



黒尾「あなたちゃんは主将の俺と業務連絡があるので近くにいなきゃいけないんですぅー」



クロくんがそう言って会話に混ざってきた



夜久「近くにいれば隣じゃなくてもいいんだろ?じゃああなた、俺と座ろーぜ!」



孤爪「俺が最初に言ったんだけど」



黒尾「俺の近くは決定事項なんですぅー」



そう言って3人(主にクロくんと夜久先輩)は止まらなそうだ



あなた「わ、私!海先輩と座ります!いいですか…?」



海「俺は別に大丈夫だよ」



あなた「じゃあそういうことで!!」



そうして新幹線に乗り込んだ






海「眠かったら寝てもいいからね」



あなた「大丈夫です!寝ませんよ!!」












10分後_



あなた「スースー……」



海「(さっきの発言は一体どこへ……)」

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