第38話

中学NO.1スパイカー
6,264
2020/10/11 09:26
*あなたside



ピピーッ



試合は2-0で音駒の勝利で終わった




「もう1回!!」



10番がそう言った



猫又「おう そのつもりだ!"もう1回"がありえるのが練習試合だからな」



そして、あと2回試合をした



どちらも音駒の勝利だった



「もう1回!!」



あなた「まだやんの!?」



10番はまだやりたいみたいだったけど、さすがに向こうのコーチに止められていた




私はドリンクボトルを洗っていた



隣には烏野のマネさんもいる



あなた「あの!私、1年の空井あなたです!また試合しましょうね!!」




「3年清水潔子、またやろうね」



私たちは連絡先を交換した



球技場内に戻ると、影山がこっちに来た



あなた「影山、すごかった!かっこよかったよ!」



影山「!おう」



あなた「相棒、見つけたんだね」



私は10番を見ながら言った



影山「…まだ下っ手くそだけどな」



相棒ってことは認めてるんだ…笑



「影山!」



影山「菅原さん」



影山の元に灰色の髪のイケメンがやってきた



あなた「あ!この前の…!!」



「あ、覚えてたんだ!俺、菅原孝支」



あなた「空井あなたです!」



影山「空井………?」



影山は首を傾げた



影山「お前は"牛島"だろ」



あなた「あぁ、影山知らなかったっけ?うちの親、離婚したから」



影山 菅原「「え、」」



あなた「それで引っ越したし」



まぁ、自分から選んだんだけど…



あなた「あ、影山!連絡先交換しよ!」



影山「おー」



菅原「え、じゃあ、俺もいい…?」



あなた「いいですよ!」






山本 坊主の人「「友よ!また会おう!!」」



孤爪「あれなに」



黒尾「知らん あんま見んな」



あなた「ビジュアルが……」



外へ出ると、山本先輩と坊主の人が泣きながら握手をしていた




「「「ありがとうございましたーっ!!」」」



そうして、私たちは東京へと帰った


















日向「影山!お前、向こうのマネと知り合いかよ!」



影山「中学の時のクラスメイトだ」



田中「なんだとぉぉ!?羨ましいぞコノヤロウ!!」



清水「あなたちゃん、可愛いよね」



澤村「そういえば、清水は連絡先交換してたな」




菅原「……なぁ、影山」



影山「?うす」



菅原「あの子ってもしかして……『牛島あなた』だったりする?」



影山「そうっすけど」



烏養「なっ!!影山!それ本当か!?」



影山「はい」



武田「烏養くん、知ってるんですか?」



烏養「知ってるも何も……牛島あなたといえば、あの『ウシワカ』の妹で中学NO.1スパイカーだよ…!!」























あなた「ヘクシュンッ」

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