第66話

合宿準備
3,488
2020/12/28 07:44
*あなたside



3年生の引退(誤)事件から少して、梟谷グループの合宿に烏野が参加することを聞いて数日が経った



私は合宿に必要なものを買いに来ていた



あなた「えーっと……あとは、」



買うものをメモした紙を撮った写真を開こうとスマホのアルバムを開いた



あなた「あ、」



そこには、私の腕に書かれた電話番号の写真があった



やっっば、臣くんに連絡するの忘れてた……!



急いでその電話番号に電話をかける



『📞……はい、』



あなた「も、もしもし……あなたです…」



佐久早『📞…遅せぇよ』



あなた「ごめんなさい!!」



佐久早『📞今ちゃんとかけてきたから許す』



あなた「ありがとうございます!!」



優しさが心に染みます……



『「佐久早ー、あと何買うー?」』



あなた「え、」



電話の向こうと、近くからそんな声が聞こえた



声が聞こえた方へ行ってみると



あなた「あ、臣くん!!」



佐久早「…まじか」



電話を切って臣くんの方へ行く



あなた「あ、こんにちは!」



「こんにちは〜」



臣くんの隣にはまろ眉の人がいた



あなた「臣くんの友達の空井あなたです」



「チームメイトの古森元也です」



あなた「てことは井闥山の……!」



そう言うと、古森さんはニコッと笑った



なんか正反対な2人だなぁ……



佐久早「で、お前はなんでここいんの?」



あなた「合宿に必要なもの買いに来た!」



古森「わ、偶然!!俺たちも合宿のもん買いに来たんだ!」



あなた「え、井闥山はどこと合宿なんですか?」



古森「俺たちは兵庫の稲荷崎高校!」



兵庫………すごいな、井闥山は………



古森「空井さんは音駒だっけ?」



あれ、私学校言ったっけ?



古森「あ、前会場で佐久早が君に話しかけてたの見てたから」



あなた「そうなんですね!」



不思議に思ったのが顔に出ていたのか、古森さんはそう教えてくれた



佐久早「これ、やる」



臣くんは私に消毒液を差し出した



あなた「ありがとう!」



合宿の食事作りの前に使お!



佐久早「買いすぎただけだから……しっかり除菌しろよ」



あなた「はーい」



古森「消毒液って……笑



佐久早「…………」



あなた「?」



その後、2人とは別れて私は買い物を終えた





それから数日後__



あなた「合宿だー!!」



灰羽「うぉぉぉ!!」



孤爪「テンション高すぎ……」

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