第66話

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2023/04/15 13:12
(なまえ)
あなた
蒼井君どうかしたの?
蒼井 茜
蒼井 茜
あっ、日野森さん。
今日ちょうど生徒会書記の先輩が休みみたいで今日も手伝ってくれない?

_うわ、めっちゃパシリじゃん。


_でも、輝に会えるし良いかも。

(なまえ)
あなた
うん、大丈夫だよ。
蒼井 茜
蒼井 茜
早速なんだけど、あれを連れてきてくれない?
(なまえ)
あなた
ん、あれ?



蒼井君の『あれ』とは輝のことだったらしい。


_今日も今日とて大変そうだなー、蒼井君。


_てか待ってここどこ?

(なまえ)
あなた
なんだろう、ここの校舎やけに古いな。

_その上、なんか寒気するし。


怖いという感情が次第に私を支配し始めた。


_本校舎に速く戻ろう。


その時、急に視界が悪くなった。


その原因と思われるのは目の前にいた。

(なまえ)
あなた
まさかっ、怪異!??
怪異
コノ、魂ハ妖術師ダ。

初めて見た怪異は思ったよりも恐ろしくて思わず、足がすくんでしまった。


怪異がだんだん増えてきて、焦りと恐怖が増していくばかりだった。

日野森さん大丈夫?


すると、次の瞬間には金縛りは解けていた。

そして、目の前には久々に見る彼が居た。

(なまえ)
あなた
て、輝!?
源 輝
源 輝
日野森さん怪我は?
(なまえ)
あなた
いえ、大丈夫です。

_そうだった、今は日野森さんなんだった。
(なまえ)
あなた
先輩こそ何故こちらに?

輝はじわりとこちらに近づいてしゃがんだ。
源 輝
源 輝
何故って…そりゃ

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