まあ、俺の意見が通される訳もなくて
メイドになってしまった
ほんとに、、はあ
ため息しか出ん
先生には許可通ったみたいだ
許可すんなよ
ーー
正直、ショックだった
あんなに俺に優しかったスニョンが
あまりにも俺の意見を聞いてくれないのが
俺のメイド見たさに
、、そこまで俺を好き勝手にやるのかよ
見損なったわスニョン
俺が嫌がることなんてしなかったのに
はあ、やっぱ女の方がいいんだろうな
俺の事、可愛いしか言わないし、、
かっこいいなんか言われたことない
そこまで可愛いを追求したかったら
女の方行けばいいのに
お前のこと狙ってる女なんていくらでもいんだよ
すぐ俺から離れれるんだ
ハーレム状態でも楽しんどけよ
ーー
ほんとに考えて欲しい
今日は一緒に帰っても気まずくなるだけだ
やめろ、その顔に俺が弱いこと知っててやってんだろ
スニョンを通り抜けて、玄関まで歩く
こうしてれば俺が許すとでも思っているのか
じゃあ、今日はあそこの前通ったらいいな
ーー
もうすぐ着く
何も聞かないために走って逃げた
ざまあみろ
ー続ー
作者から
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@woozikun__kome
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。