初めてのジフニの誕生日
今年は、平日だから学校で祝うことになる
ちょっと複雑なんだよなあ
皆から祝福でしょ?
イコール、、ジフニを独り占めできない
とは言っても、嬉しいけどね
ジフニは愛されてるんだって実感できると思うから
んーやっぱ複雑かも
、、ジフニの笑顔がいっぱい見れると思うから
我慢しよう
ジフニも幸せだろう!!
ーー
ジフニの誕生日まであと、、17分!!
やあ♡もうちょっとだ♡
ほんとはジフニの家で祝いたかったけど
ジフニに断られた、、TT
でもねでもね!!
頑張って納得させてたら
電話だったらいいって言ってくれて
誕生日1分前に電話かけることにした!
ーー
プルプルプル
あと30秒、!!
緊張するぅ〜
当たり前でしょジフニ〜
理解してくださいませ
きゃっ♡♡照れる♡
言ってもいいかな
あぁ言っちゃった、
呆れられたかな、?
俯きながらうなづいた
嫉妬するとかやばい
てかジフニそういうの気にしない人だと、、
ヒョンたちに逆らったら、、ね、?
ーー
どうしよ、ジフニの家の前にいっぱい女の子いたら
『ジフニ先輩♡これプレゼントですっ♡♡』
「あぁありがと、後で見させてもらうキラ-ン」
『キャッ♡ありがとうございますっ♡
よかったら一緒に学校までどうですか??🥺』
「じゃあせっかくだし一緒に行くか?」
ぎゃああああああああああああッッッッッッ!!!
無理無理無理無理無理無理
こんなの無理だからね!!!
俺という世界一かっこいい彼氏がいるだろ?!
もし、本当にこんなk
前ね!!
帰りにゲーセン行くことになって
歩いてたんだけど、俺あんま行きたくなくて
なんでかって?!それは、女子校の前通るから!!
そんなとこ通ったら絶対ジフニに一目惚れするし!!
女の子と絡んでるとこ見た事ないから、、うん、
地雷!!地雷なの!ジフニと女の子って考えたら終わり
で、結局、、俺のわがままは通用しなくて
でも女子校の前でめっちゃピッタリ引っ付いた
ジフニは俺のだ!!って伝えるため!
、、案の定だよ、
キャーキャーキャーキャーうるさいの!!!
もう、、ため息、ジフニは俺のだよぉぉぉぉ
チラってジフニ見たら満更でもないって顔してるし
それから女の子見るとこのこと思い出して、、
大変でしかない
だから、あの考えも浮かんでしまったの
これを見守るモブになりたい、、😶
ーー
、、、ジフニ??
何がなるべくしないだって???
くっそイチャついてたじゃねえか
今ね放課後なんだけど、、ジフニが、ジフニがっ
呼び出し!!いやもうこんなん告白でしょ?!
ねえ、、ジフニぃいい
ヒョンだけって言ったのにぃいい
下のやつにめっちゃ抱きつかれてた、
ヒョンは、ほっぺにちゅうしてた
はあ、、俺は?!ジフニ!!俺は置いてきぼり??!
スニョンくん悲しいぃぃぃぃぃぃぃぃいい
あのね、こんなにも可愛くおかしく話してるけど
ほんとは、マジで怒ってるしキレてるからね??
今は門の前
ジフニの帰り待ってるの
遅い、ジフニ遅い
呼んだのはドギョマっていう1個下のやつで
ジフニと仲良いし、、めっちゃジフニ懐いてるんだよね
俺が1番目つけてるやつなんだけど
もちろんさ、俺は許可してない
俺がジフニ迎えに行ったらいなくて
めっちゃ探してたら、ジフニの友達に話しかけられて
ウォヌ?だっけな、?
『ジフニなら呼び出しくらってたぞ』
て急に言われたの!
は?ってなったよね
何それって
前にちょっと話しただけだけど、めっちゃ質問攻めした
で、こういう状況なんですよねえ
ーー
あ、やばい、、めっちゃ睨んじゃった
ジフニ怖がってる
俺は怒ってるんだ
不機嫌ですってオーラ出さねえと
何も喋らんまま家に着いちゃって
これからジフニの家で遊ぶって決めてたけど
1回帰ってみよかな
ジフニ、どんな反応するかな?
あぁジフニいい目がうるうるじゃん
瞬きしたらこぼれちゃう
もうちょっと、いじわるしてみよかなㅎ
ふふ♡可愛いジフニ♡
あ、言ってなかったけどジフニ腕の中にいるから
俺の胸に埋まってポコポコ叩いてるの
可愛いでしょ〜?♡♡
ーー
一旦ジフニの家に上がらせてもらった
耳めっちゃ赤くなってんの知ってる?
照れてるのすぐ分かっちゃうよ
それはやばくないか
ジフニが取られる、、え泣きそ
うんうん、威嚇しといたってこと
いや、そこは、、
どうせ嘘だろ
男と付き合ってるって引かれたくなかっただけだろ
まだジフニには抵抗あんの?
男と付き合ってることに
なんでって、、そんなの不安だから
カッコ悪いから言えないけど
も、元々?!
嘘っ!!
驚きすぎて次に言葉でねえんだが
てか、聞いてない!!
てっきり俺が初めての男の恋愛対象だと、、
ーー
頭パンクしそう
ーー
ちゃんと仲直りしたよ??
えらいでしょ?
ジフニの知らなかったことも知れたし!
一石二鳥だ!!
パァ-ン
ジフニの部屋にクラッカーの音が鳴り響く
俺が買ってきたのは5人用のホール
電気を消して誕生日ソングを歌ってロウソク点して
ジフニのふぅー可愛かったぁああ♡♡
結局全部食べれなかったㅎ
やっぱ生クリームはくどくなってきて、、
明日も食べようってことになった
ーー
これはめっちゃ悩んだ
1つしかないものを、手に取り
そっと、ジフニの綺麗な指に通す
そして、俺の手も見せる
俺の手にはもう既に、はめてあった指輪
ジフニの手には俺がはめた指輪
ネックレスにしようかなとも思ったけど
やっぱ指輪の方が重みがあるかなって
でも学校の時は付けてったらさすがにやばいかなって
だから小さいものになるけどネックレスも買った
そのネックレスに指輪を通せば学校にもつけていける
そのことをジフニに伝えたら涙が止まんなくなって
涙枯れるんじゃないかと思った
こんだけ喜んでくれたことが本当に嬉しかった
俺も泣きそうになったㅎ
ーー
ジフニ、愛してる
誕生日おめでとう、最愛の人
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!